人生の並木道

去年タバコを止めてから体重の増量が進んでいることもあって、夕飯を食べてから、時々ウォーキングをやるようになっている。コースはいつも決まっていて、家を出て、呑川の川べり近くまで行き、そこからターンして池上本門寺の正門へまわってけっこう急峻な参道を登り、寺の裏にまわって、その近辺を散策しつつ家にもどってくるコース。

正味だいたい40分くらいか。本門寺の近くなのでいわゆる周りは寺町でもあり、お墓もけっこう多い。山あり谷あり、アップダウンも充実しており(この辺りはまた坂が大変多い)、それこそ幼稚園からお墓、坂道まで人生の一式が何でも揃っているコースなので、ぼくは「人生の並木道」と勝手に呼んでウォーキングに励んでいる。ただし雨降りの日は行かず、飲み会等があったりすると当然行かないということであまり真面目でない部分もあり、とくに最近はW杯が始まってしまい、ご無沙汰傾向ではあるのだが。

コース途中の教会(大森めぐみ教会内の講堂、幼稚園と隣接)では、去年日野原重明先生の講演会があり聞きにいったことがあった。先生はその前日に韓国から帰ってきたばかりということだったが、なんとも元気な感じでとても98歳の人には見えなかった! さすがいろんな方がおられるものだ。

そういえば、知っているひとで100歳まで生きることを前提に生活設計を考えているとおっしゃっていた方もいたっけ。200歳の少女がヒロインのホラー映画も近々公開されるはず。それはさておき、梅雨の合間でもし今夜も晴れていたら、人生の並木道をまた歩こうかな。

よしむね

「人生の並木道」への4件のフィードバック

  1. あの辺りではとくに溝口健二や狩野探幽の墓あたりはいいですね。自分的な名スポットですね。
    一方、力道山、永田雅一、安西浩、大野伴睦、児玉誉志夫の「大物エリア」は少し肩意地張った感じがしますね。

  2. 見学をご一緒させていただいた溝口健二の墓はほんとうにシンプルで飾り気なくよかったですね。墓の理想といっては何ですが。故人の人柄が偲ばれるようでした。

  3. 歩かねばと思い、サウナスーツも買ったんですが・・・(笑)
    煙草も中々止められませんが、大幅値上げの前になんとかせねば・・・
    一番暑い7月8月に頑張ってみます!

  4. ジョンさんへ

    私も明日こそはウォーキングを心がけようと、毎日毎日、その日を暮らしております。明日こそ、渋谷で降りて恵比寿まで歩こうと...

    そうしたら、いつの間にか「明日こそ!」という言葉がが自分の座右の銘となってしまいました。

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