カテゴリー別アーカイブ: 政治

地域社会からこぼれ落ちてしまった人々、そういった人々の心情を汲み取れなくなったことが現代の政治の一番大きな問題点だ。

民主党は、都会向きの顔も作るべきだ

民主党の政策があまりにも、地方重視である事を先日(28日)述べたが、確かに、そのマニュフェストは都市住民向けではない。

恐らく、都市民は、政治によって何かしてもらったという実体験があまりにも希薄だ。
何らかの利益配分を得たという実感が無いのだ。

前回の2005年の衆議院議員選挙(いわゆる郵政選挙)において、東京では自民党の圧勝であったが、これは、郵政民営化が都市民に支持されたわけではないだろう。
都市に住んでいると、郵便局が公社であろうと、株式会社であろうと、実はどうでもいいことである。

それよりも、エンターテイメントとして、選挙に動員されてしまい、結果として自民党に大勝を与えてしまったのだと思う。
私も、何の義理も無いのに、思わず無名の自民党新人候補(松本洋平君)に投票してしまったが、彼は当選後、一体何をしてくれたのだろう?
最近、彼のズーッと張りっぱなしの選挙ポスターが、どれも色あせてきているのが気になる。

恐らく、今回も都市民は、より”面白い”仕掛けをする方に投票するだろう。
よくも悪くも、それが都市民の現実だと思う。
テレビのニュース番組は盛んに問題は政策だと言っているが、都市民にとっては、それは建前だと思う。煎じ詰めて言えば、都市民にとっての選挙は、”面白さ”投票であるのだ。

民主党はそのあたり、党全体として理解しているのであろうか。
テレビCMで、小沢一郎のスライドショーが、東京でも流れているが、あれは、どう見ても、田舎向けのドブ板PRだ。
すぐに、東京では、CMは、都会用バージョンに差し替えるべきだと思う。

候補者に関しては3つ提案がある。これが実現出来れば、民主党は必ず勝てる。

一つは前々から言われているが小沢一郎が東京12区、公明党の太田さんの選挙区から、比例というすべり止め無しで打って出る事。選挙後の連立の可能性を考えて、などという思いっきりの悪い事を考えている場合ではない。
恐らく、民主党の東京用のCMは、その小沢の決意を表現するようなモノにすればいいのではないか。

さらに、蓮舫を東京一区の与謝野馨のところからでも立たせる。衆議院に鞍替えさせるのだ。
この人選がベストではないかもしれないが、女性に支持者の少ない民主党としては、いずれにしても都市の女性向けのサプライズが必要だと思う。

そして、もう一つは、小泉孝太郎を説得して民主党公認候補として、進次郎が出馬を表明した横須賀に立てる事。まぁこれは、無理かな?

まさむね

中山成彬さんって何なの?

中山成彬国交相が失言に失言を重ね、最後に失言を吐き、辞任をし、さらに失言を上塗りしている。

一体、彼は何なのだろうか?妖怪なの?

あるいは、麻生首相の足を引っために、国交相を受けたのだろうか?裏切り者?
さて、麻生さんは元々、、この人を大臣にするつもりなかったという。
自称・影のフィクサー森喜朗氏が、「町村派にもう一つ大臣の座をくれないと、首相指名選挙で小沢に投票するぞ」と脅し、この人を推薦。
麻生さんは、それではしかたがないとばかりに、行革相のポストを与えようとしたら、「中山家は、私は勿論、妻も子供も財務省出身なのに、行革相など出来るか!!」と超傲慢な反発をし、しかたなく、国交相に。

そうしたら、今回の始末だ。

「成田闘争に参加した農民はゴネ得だ。」発言。これは、結果としてそう(最後まで反対を貫いた農民が金銭的に得をした)言えるのかもしれないというだけの話だ。
元々、農民達の闘争は政府による土地強奪に対する反発がきっかけで、それは理念的に正統なものだったはずだ。
中山さんのこの発言は、その正統性の理念を理解できていないとしか思えない。そういう意味で頭の悪い(理解力不足)失言である。

「日本は単一民族だ。」これは、話をわかりやすくするために、流れで口から漏れてしまったという、うっかりタイプの失言だと思う。
中山さん、さすがに、アイヌの存在を知らなかったわけではないだろう。
あるいは、過去に、中曽根さんを初め、鈴木宗男さん、平沼さんや麻生さん達が同種の失言を繰り返して苦境に追い込まれていった事実を知らなかったわけではないだろう。
いや、知らなかったの?忘れたの?記憶力も弱いの?

問題は、日教組関連の発言だ。
「大分県教委の体たらくなんて日教組(が原因)ですよ。日教組の子供なんて成績が悪くても先生になるのですよ。だから大分県の学力は低いんだよ」とか、「日本の教育のがんは日教組だと思っている」とか、もう止められなくなっ
た。下痢便的失言だ。
しかも、辞任ということになった後も、「教育に関心を持ってもらうきっかけになればいい」とか「自分の職をかけても子供たちのことを考えた」と下痢便の残り汁を、さらに垂れ流し続けている。
もし、彼が強弁しているように、これが確信犯的な行動だとしたら、彼の、日教組がダメだという論拠があまりにも稚拙だし、それに関して国民を納得出来るだけのデータも持っていないような気がする。
彼は、ただ、感情的になっているだけで、全く戦略が感じられないのだ。

日教組に関する問題提起自体は傾聴に値するので、言い方、やり方の失敗はある意味、残念だよね。

いずれにしても、この人、頭が悪すぎる。

まさむね

民主党公約には我慢しよう

総選挙を前にして民主党のマニフェストが徐々に明らかになって来ている。
目玉となる政策は以下だ。

高速道路の無料化
子ども手当創設
公立高校の授業料無料
農業者戸別所得補償
年金基礎部分への公費投入
揮発油税の暫定税率の廃止

少し考えればわかる事なのだが、これらの施策によって直接恩恵を受ける層というは、かなり限られている。

以下のような人(架空の設定)にとって、あまりに篤いのだ。

群馬県嬬恋村でキャベツ農業を営む田代慎太郎さん(55)。国民年金は今まで、一度も払っていない。
妻と2人の息子、長男の嫁、3人の孫の8人の大家族。
長男は、浩さん(30)、高卒。地元出身で運送会社の下請けで個人で、遠距離トラックの運転手をしている。
子宝に恵まれて、優香ちゃん(5)を先頭に、旬君(3)と彩夏ちゃん(1)の3人の子供がいる。
同居の次男の大樹さん(17)は、地元の公立農業高校生。暴走族に入っている。

逆に、以下のような人(架空の設定)にとっては、全くメリットがない。

中野区のワンルームマンションに住むIT関連会社の契約社員の工藤幸司さん(39)、大卒、青森県出身。
将来の不安もあって、律儀に国民年金は払い続けている。
彼女もいないし、勿論、結婚の予定もない。
自動車は必要ないので、免許すら持っていない。趣味はパソコン。

僕の周りには、明らかに上記の工藤さんに近いタイプが圧倒的だ。
しかし現在、30才代後半の男性の未婚率は30%を超えているし、都会での自家用車の所有率も段々減っているという。
民主党はこれらの層の存在自体を無視するつもりなのだろうか。黙って税金払ってればいい存在だと認識しているのだろうか。

もともと、民主党が掲げるリベラリズムは、いろんな価値観を持った人々が共生して生きていける社会の実現だったはずなのに、明らかにある種の生き方をする(極めて保守的な)人々を支持する政策群をどう解釈すればいいのか。
選挙に勝たなければならないという至上命題によって、その理念を封印してしまったのだろうか。

しかし、それでも僕は次回の選挙では、民主党を支持したい。
選挙によって、政権交代が行われ、官僚と政治家の癒着が一旦は切れるというところに可能性を感じるからだ。
民主党は、公務員の給与を20%カットするなど、霞ヶ関の予算の分配に大いにメスを入れることによって、財源の確保をするという。
もし政権を奪取したら、そのお手並み拝見だ。

予算組み替えで確保された財源の本来の民主党らしい使い道は、小沢一郎の次の世代に考えてもらえばいいというのが僕の考えだ。

まさむね

福田首相の最後っ屁

fukuda.gif福田首相の辞任会見で記者の質問に応えた「あなたとは違うんです。」というセリフは、早くも今年の流行語大賞になるのではと言われている。

最初、NHKの生中継で聞いた時、これは月9ドラマ「CHANGE」で、木村拓也が与党総裁に立候補した時の演説の最後の締めの言葉「僕の全ては、みなさんと同じです。」に対抗した福田さん一流の嫌味ではないかと思った。

しかし、この一言は、まるでイタチの最後っ屁のように、最後に強烈なインパクトの悪臭を残したてくれたよね。

そして、最新のぶら下がり会見でも、こんな見苦しいやりとりをしている。

記者:消費者庁を仮に作ったとしても、こういった事(汚染米問題)がまた起きるのではないでしょうか?
福田:じゃあどうしたらいいと思います?どうしたらいい?どうしたらいいかな?

記者:行政府を監督するのは内閣総理大臣だと思うんですが...
福田:末端まで?全部?大変だな。総理大臣も...

最後っ屁が飛び出したケツの穴が、小さいながら、まだダラダラと空いていて、体内の腐臭が無責任に漏れ続けているっていう感じだろうか。
最初から、福田さんというのは、顔は地味だが屁は臭そうな爺さんだなって思っていたんだけど、嫌な予感は的中してしまった。

もう、辞任直前だから、後はどうにでもなれってことなんだろうか。こんな人が日本の代表者だったのかと思うと、情けなくなるよね。

思い起こせば、福田さんは「国民目線」という事をよく口にしていた。
でも、こういった辞任会見を踏まえて、よく考えてみれば、この国民目線っていうのは、自分は国民とは違うって事を前提とした傲慢な言葉だったって事だよね。

まさむね

グルジア紛争と大相撲

北京五輪開会式と同じ日、グルジアは国内の南オセチアに軍事行動を起した。
そして、それに対抗する形で、ロシアがグルジア国内に侵攻した。いわゆるグルジア紛争が勃発したである。

この戦争の本質的なところには、アメリカとロシアの間での覇権争い、エネルギー争奪戦があると言われている。
不謹慎のようだが、僕は、とっさに、秋場所でのロシアン力士(若ノ鵬、露鵬、白露山、阿覧)とグルジアン力士(栃ノ心、黒海)との対戦(代理戦争)が楽しみになったなぁとワクワクしてしまった。僕の中には、俗っぽいプロレス体質がまだ残っているのだ。

ところが、こともあろうに、その後、若ノ鵬、露鵬、白露山がいわゆる大麻問題で続々と解雇されてしまった。
僕の夢は、しばらくお預けになってしまったのだ。(阿覧はまだ新十両のため)誠に残念だ。

そして、ここからは、妄想。

しかし、この大麻事件、意外な事実が出てきた。
露鵬、白露山がロサンゼルス巡業の際にアメリカ人から大麻から勧められて、思わず手を出してしまったというのだ。

それは、軍事同盟国である日本のロシアに対する心証を悪化させることを画策したCIAが、ロシアン力士に大麻(体内に残存しやすく改良された品種の)を吸わせ、ロシアがグルジアに攻め込んだタイミングで、日本で大麻事件を起したのではないだろうか?

どうでしょう...有り得ないか。

まさむね

外務省って何をする所なの?

外務省という役所は何をするところなのであろうか。

皮肉ではなく、私はそう思ってしまう。
先日、文部省が中学校の教科書の指導要領の解説書に「日本と韓国の間に竹島をめぐって主張に相違がある」と明記したことを契機にして、韓国側から正式抗議があり、ソウルの日本大使館前で大規模なデモが発生したとの報道がなされた。
多くの日本人はこの一連の騒動に対して、「またか」とウンザリしている。
よく考えてみれば、ロシアとの北方領土、中国.台湾との尖閣問題といった領土問題、そして、勿論、北朝鮮との拉致問題もそうだが、東アジアにおける日本の外交的重要な問題は、ほとんど解決していないとの印象すら受けてしまう。これでは、難しい問題を後回しにする受験生みたいなもんだ。

一般的に考えれば、外務省というところはそういった問題を解決するためのところだろう。
確かに外交というものは100%、国民に状況を明かせる類のものではない事は理解できる。ただ、解決に向けての方向くらいは示せるだろう。

例えば、竹島問題に関して言えば、日韓どちらの領土化ということに関して、お互いの話がつかないのであるなら、それこそ何度でも何度でも、国際司法裁判所への提訴を日本国民、韓国政府.国民に向けアピールしていくべきではないのか。日韓首脳会談とかも、何度もやってるんだから、「竹島は日本の領土だ」という主張
があまりにもストレートすぎてビビるというのであれば、そのたびに、提訴を内外にアピールすればいいじゃない。
もしも、韓国が対馬が韓国領だと主張するならば、どうぞ提訴してください。多分、そちらの恥になりますがと言ってやればいいのだ。
恐らく、日本人の多くは、もしも国際司法裁判所での判決が出れば、それに異をとなえる人は少数だと思う。
その位日本人は理性的に物事に対して対処できる国民だと思う。(また、韓国人もそうである事を希望する)

それよりも、解決の道筋すら国民に知らされず、何かあるたびに、大使送還だとか反日デモとかを見せられて嫌な思いだけさせられるのは明らかに国民の利益に反している。

あの外務省のラスプーチンと呼ばれた佐藤優氏が以前、皮肉交じりに言っていた。
「外国から見た日本の外交官は評判いいですよ。頭と性格以外は。」と。
すなわち、「語学が出来ない、戦略がない、人脈を作れない、でも、援助はくれる。」という事らしい。

再び問う。外務省という役所は何をするところなのであろうか。

まさむね

サミットの成果って何だったの?

洞爺湖サミット(7月7日~7月9日)での環境問題に対する共同声明。改めて確認してみよう。

2日目のG8首脳国だけの会議では、一応、2050年までに(全世界に対して)温室効果ガスを半減する(ことを求める)ということが採択されたが、次の日、新興国からのプレッシャーにあっさりと押されて、「世界全体の長期目標を採択することが望ましいと信じる」という声明になった。
結局、2050年という期限もいつの間にかなくなっているし、「求める」という文言もなくなっている。結局、これって「とりあえず、CO2削減の方向でやっていきましょうや。」程度の話なのである。

もっとも、元々、じゃあいつに対しての半減なの?っていうことからして曖昧だった。京都議定書が決めた1990年なのか、2005年(日本政府は主張)なのか?記者会見では、福田首相は外国メディアからの質問に対して、目を泳がせながら「それは現状の半減ってことでしょ。」ってごまかした。

よくよく考えれば、日本では、地球温暖化対策は重要課題だってキャンペーンが毎日のようにマスメディアで流されているが(このキャンペーンもかなり胡散臭い)、例えば、本音で言えば、ロシアやカナダみたいに、今まで雪と氷に悩まされていた国々にとって温暖化はウェルカムに違いないのだ。
腹の中ではみんなどんどんCO2出して欲しいとすら思っているのかも…

さて、会見場から去る福田首相は小さくガッツポーズをしていたが、そのポーズにはどういう意味があったのだろうか。
父・福田赳夫が出来なかったサミットでの議長をとりあえず果たしたっていう「父ちゃん、やったよ。」的福田家の事情ではないか。という憶測が出るほど、首相の志は低かったのかと思うと情けなくなる。

かかった経費が500億円とも600億円とも言われているこの会議だが、その具体的な成果が、福田首相の自己満足だけっていうのはあまりにも寂しい。
この寂しさは、居酒屋タクシーどころの話ではないのである。

まさむね

深夜タクシーなおもて天国、いわんや居酒屋タクシーをや

 普通のサラリーマンにとって、仕事が終わった後、深夜0時であろうが、家までタクシーで帰ることが出来れば、これほど、気持ちがいいものは無い。

もしも、これが毎日出来るとしたら、そんな職場は、天国だろう。

普通だったら、会社の最寄り駅まで走る>満員電車で1時間>電車の中では周りの人はすでに酔っ払っている>数回乗り換える>家の最寄り駅から歩いて15分。帰宅時間は2時過ぎ。>次の日は普通に出勤…あるいは、そのまま会社のイスで睡眠でしょ。

これが当たり前だと思っていた。

今回の居酒屋タクシー問題。1回のタクシー料金は2万円/1回で税金支給、しかも運ちゃんからビールとか現金とかもらえるんだって。

2万円っていうと、霞ヶ関から八王子や高尾まで行けます。本当に普通に帰宅していたの?という疑問すら浮かぶ。

罪人リストでは、財務省での対象者が600人。(あくまで内部調査ってことは自己申告ってことも要注意!)

財務省って言うところは、各省庁から上がってきた予算案をチェックして、予算を削るところだよね。日本で一番のエリートが行くところ、少なくとも俺はそう、理解していた。

ところが、この役所が過去20年間にやった事。バブル以降の日本経済で約800兆円もの借金を作ったんですね。逆に言えば、国民は知らないうちに、一人当たり600万円の借金を作られたってことなんですね。
ウチの家訓は借金厳禁なんだけど、どうしてくれるんだ!!

少なくとも、そんだけのお金があったなら、極端な話、北朝鮮位買えたでしょ。

彼らが反省しているとしたら、受け取った現金を返却、名前と写真の公開するのはあたり前として、今まで使用した深夜タクシー料金も全額返金してください。

多分、霞ヶ関の番記者連も同様にタクシーで帰ってるから、そういった待遇がどんなに天国だって事わからないんだろうな。

まさむね

道路建設の末路としての木更津キャッツアイ

道路特定財源の一般財源化の方針が決まり、これから秋にかけて、どの道路を作るの作らないのという激しい論議が水面化で始まりそうだ。

道路を作ることの大きな理由は、地域の活性化とのことである。
確かに、工事中は、地元民にいくばくかの労賃が落ちて若干は潤うのだろうが、開通後は、逆に経済活動が低迷するケースがあまりにも多い。
有名なのはアクアライン開通によって、大型店舗(そごう、ダイエー)が相次いで撤退し、駅前がシャッター街となってしまった木更津である。

そして、この寂れた地方都市の現実を斬新な手法で描いたのが、「木更津キャッツアイ」であった。

このドラマは、時流に取り残された木更津という街で、まったりと生きる野球青年達の群像話である。

主人公のぶっさんは、シャッター通りにある床屋の息子。癌宣告を受け、余命数ヶ月と診断されるが、なかなか死なない。
彼は、財政破綻寸前だが、補助金、交付金、市債等で生き延びる木更津市(というか全国の地方都市)の象徴だ。

オジー(古田新太)は、木更津の高校の先輩。過去の記憶を失い、木更津の守り神(石像)となる。
こちらは、古くからの共同体が崩壊した地方都市が、町おこしと称して、わけのわからないハコモノやオブジェを作成する事によって、逆に土地固有の匂いを消し去っていくという矛盾を婉曲に批判。
木更津的に言えば、海ホタルくんのパロディとも見られる。

また、それ以外のメンバーも、それぞれが、土地の呪縛と閉塞的な現状の中、中途半端な時間を過ごす。

道路による地域活性化は幻想だということを再度、検討すべきだ。

まさむね

韓国の反政府デモは凄いね

米国産牛肉の輸入再開に反対する抗議デモが物凄い盛り上がりだ。
政府に対して、政策変更を求める直接行動という伝統は韓国ではまだ脈々と生きていることに驚かされた。(多分、動員屋の力がまだ強いんだろうけど...)

こういった行動が政治を動かすツールとして生きているのは韓国の他にはフランスが思い浮かぶ。数年前にCPE(26歳以下の労働者は、2年以内であれば、雇用者がいつでも首を切れるという法律)に反対する300万人のデモがあった。その際、そういった若年層だけではなく、地方の農民、労働者も連帯したんだよね。

一方、日本では、決まる前は様々な反対運動があったとしても、一度、決まってしまうと、微修正はあるものの、ほとんど、なしくずしに実現されてしまうよね。

韓国やフランスを羨ましいと思う反面、俺は面倒だなと思ってしまうそのメンタリティは同時かならないものだろうか(>自省)

まさむね