水道からドジョウの不条理な世界

水道管からドジョウが出てくるという椿事が発生した。
原因は、水道管と防火用配水管を誤って接続していたためとのことだが、3ヶ月位、その状態が続いたという。

ここで思い出すのがボリス・ヴィアンの「日々の泡」で、水道からウナギが出てくるシーンだ。
シュールでメチャクチャな現実を描いたこの作品の象徴的なシーンの一つが、21世紀になって、和歌山県で現実化するとは。

この事件、現代社会の不条理の象徴なのでしょうか。

まさむね

船場吉兆倒産 湯木佐知子さんへ捧げる歌

予約客 かぞ~えたら片手にさえ余る♪
キャンセルを か~ぞえたら 両手でも足りない♪
SACHIKO 思い通りに♪
SACHIKO ささやいてごらん♪

ばんばひろふみ -SACHIKO- の替え歌です。

船場吉兆が倒産した。女将の湯木佐知子(SACHIKO)さんは、記者会見では、うなだれた状態で登場。
会見中はほとんど、膝の上のQ&Aを読んでいた。
その紙をよく見ると 

誠に申し訳ございません(女将さん)

という風に、答弁人物(しかも さん付け)が書いてある。
弁護士が書いた事がバレてるやないか。

痛い。痛すぎる最後だ...

まさむね

元村さんの記者会見に感心

光市の母子殺害事件の被害者、元村洋さんの記者会見を見た。

考えに考えた人の言葉はなんて重いのだろうかと感じた。

本村さんにとっては、犯人が殺される(死刑にされる)事が重要ではない。犯人が、最高刑である死刑判決を言い渡されることで、死を目前にして真に反省するようになる事によって、彼の応報感情が手当てされるというのが、彼の話の主旨だった。

人を殺したんだから殺されて当たり前的なワイドショーのノリとは一線を画す、優れた論理だと思う。

まさむね

捏造おやじと僕

旧石器発掘捏造おやじの事が大々的に報じられて、僕がまず思ったのは、「遺跡を掘ってなくてよかった。」という事だ。僕はたまたまそっちの業界にいなかったから、発掘捏造しなくてすんだのかもしれないからだ。あぁよかった。
でも誰だってズルとかするでしょ。(でも、おとといの書き込みはただの失敗だよ。念のため。)
それほど、功名心って誘惑あるよね。以前、朝日新聞のカメラマンが沖縄のサンゴ礁に自分で傷をつけて、撮影して記事にしたっていうのがあったけど、そういう功名心の誘惑に負けた人の歴史とか、系譜って誰か探ってくれないかな。

旧石器発掘捏造おやじも、そのあたりに目をつけて、大手を振って、功名心評論家(次にそういう事あったとき、コメントするやつ)に転進すればいい。すでに、会社も辞めちゃって、収入無いし、しかも今回の事は犯罪にはならないらしいからさ。
それにしても、あの記者会見の時、ずっと下向きっぱなしで、チャンス逃したね。植木等調で「かっかっかっ。バレましたか。気にしない。気にしない。」ってやって欲しかったって..そんなの無理か。

あと、ちょっと嫌になったのが中国とか韓国の反応。日本人全員に潜在的原因があったみたいに解釈しやがって。反論出来ないのが悔しい。毎日新聞もバカだよな。発見した時に、内密にして、捏造おやじを、そのまま「神の手」として、中国や韓国に輸出して、そこで新たな原人でも大発見させて、盛り上がらせてから、スッパ抜けばよかったのに。

まさむね

大物ヒールの予感

先日、静岡の方の川の中州に取り残された少年少女達の非常識な態度、助けてもらった救助隊(本当はマスコミ)に対する「お前ら勝手に来たんだろう」的な暴言が話題になっているが、僕はそのニュースを見たとき、モザイクの向こうの邪悪なキムラタク風のたたずまいに、新しいヒールの登場を予感し、ドキドキして、テレビにくぎ付けになってしまったのでした。
エイズ事件被告の安部教授以来、久しく待望の大物か?つい先日TVをにぎわした暴言会計検察官が無言でなんか期待はずれだっただけに、今回のこの素材は針小棒大にどんどん扱ってほしいとマスコミに期待するものであります。

まさむね

知りたいコト

今までは知りたい事って、マスメディアが答えてくれたけど、っというか、何を知りたいかという元のトコでさえ、実はメディアにリードされてきたけど、インターネットはそんなモン壊してくれますねえ。モー娘の新メンバーでさえ、名前が流れている
そうです。
石原の発言でさえ、言った事は事実らしいけど、かなり共同通信の記者のミスリードがあったみたいです。
いままでは、そんなの流れてこなかったモンネ。
共同通信って時事と合わせて電通の主要株主なんだよね。瀬島龍三の暗躍を書いた「沈黙のファイル」は傑作なのになあ。

世の中にココロ乱すモノは一杯あるけど、時はいろんなメディアが乱そうと思って手を変え品を変え仕掛けてくるからなあ

ところざわ

八木容疑者とかいろんなこと

その昔、帝京大の安部教授がエイズ問題でクローズアップされた時に、その表情や立ち振る舞いが、完璧に「悪人」のステレオタイプにはまっていたので、「こりゃ、悪役プロレスラも商売しにくい時代になったものだ。だって、本物だもん。」と思っていたら、最近、八木容疑者とその一味の女性軍団が出てきて、さらに女子プロレスの悪役もつらい時代だわと思い直した。
時間があったら、悪人ステレオタイプの歴史的変遷とかを研究してみたい。でも、いまだに、三白眼とか高笑いとか悪人の記号って変わらないよな。
それはともかく、昨日、山口県の人で奥さんを強姦されて子供を殺された被害者がテレ朝の朝の討論番組に出ていたが、俺の気持ちなど誰もわかるはずないだろう的表情で、存在感を出しまくっていたが、見世物としては面白かったが、本当に目の前にいたら不自由を感じるよな。と思った。我々はブラウン管のこちらにいるからまぁいいが。
それって乙武さんが、「手足がないのが私の長所(特長)です。」って言ったとき、「そうですよね。」って言えない不自由さと同じだろうなと思った。

まさむね

孫と重田とモー娘と

最近、週刊文春がしきりにソフトバンクの孫と光通信の重田を叩いている。
孫に対しては、彼の奥さんの実家が借金を踏み倒したというもので、毎回やっているわりには、孫の心臓部には全くとどいていない。ただの嫉妬という感じがして退屈だ。
一方、重田の方は叩かなくても、自滅しそうな気配だからいいか。
それよりモー娘だ。最近発売されたLOVEパラダイスというアルバムのジャケット写真を毎日、通勤路で目にする私は、後藤が真ん中に来たのはいいとしても、なっちが向かって右端と左端に居て(右と左は同じ写真で、ようするに合成している)、しかも左端のは顔が半分切れているのが気になって仕方が無い。
徳川家康だったら、打ち首にされそうな構図だが、何を暗示しているのだろう。

まさむね

大前健一も高田同様、暴落タイプ

大前健一も高田同様、選挙でボロ負けしたり、コンサル時台はバブル時代のイケイケ住友の片棒担いだり、価値暴落タイプですよね。もともと出身は日立の原子力のエンジニアだから最後のツキからは見放された人生なのかも。
でも、実はソフトバンクの取締役だったりして、ちゃっかりしたとこもあります。まあ、なのでIT関連をプッシュするのもマッチポンプだったりするわけです

そうたしか、息子が大学辞めてデジハリに進むのを手放しで喜んだりしてして、相変わらずツキに見放されているようです

ところざわ

新潟事件雑感

新潟の少女誘拐監禁事件は県警の不手際+誤魔化しの方向に話が進み、よくわからない展開になってしまったが、もしかしたら警察が事件の本質を隠すために自らを犠牲にして醜態をさらしたのだと超善意の解釈をしたくなってしまう。
さて、その事件の本質だが、男の中に存在する「イノセントな少女に全てを認めてもらいたい」という欲望、平たく言えば、ロリ(-タ)コン(プレックス)について、ちょうどこの少女がいなくなったのと同じ時期に話題になった宮崎務の時と比べて、ほとんど話題にならないのは、それだけその欲望が社会にとって自明のものになったからだろうか。「レオン」なんていう映画はそういったロリコンの凡庸化に一役かったのかもしれない。
しかし、このロリコンは一般の女性の利害と真っ向から対立するもんだから、かなり評判が悪い。評判が悪いと自然と男はその部分を抑圧して、そんなの他人事でしょっていうフリをするから、その後のツケは誰が払うんだろうか。

まさむね