西郷隆盛の銅像はなぜ上野の山にあるのか

正月に、たけしの”教科書に載らない”日本人の謎~篤姫はなぜ上野の山に眠るのか~を見た。

東京(江戸)の真北(北辰の位置)にある日光・東照宮、鬼門にある東叡山・寛永寺、裏鬼門の増上寺等が江戸を霊的に守っていることを比較的よく知られている。
また、平将門の体の各部位を奉る神社が、以下のようにそれぞれ五街道の出発点に存在させることによって、悪鬼が江戸に侵入するのを防ごうとしたという話は、「神社の系譜」(宮元健次著)に詳しい。

首塚(首) -大手門(奥州道)
鳥越神社(手)-浅草橋門(奥州道)
神田神社(胴)-神田橋門(日光道)
世継稲荷神社(首桶)-田安門(中山道)
筑土八幡神社(足)-牛込門(中山道)
兜神社(兜) -虎ノ門(東海道)
鎧神社(鎧) -四谷門(甲州道)

「神社の系譜」より

番組では、そういった江戸の霊的な守備陣営を紹介し、その一環として、寛永寺に13代将軍家定と篤姫が埋葬されていて、江戸を守っているという説明がされていた。
確かにその通りだろうし、興味深い話ではある。
しかし、僕としては、さらにもう一歩進めた推理を展開して欲しかったのも事実だ。

さて、上記の「神社の系譜」の最終章にはさらに面白い事実が指摘されている。
かの靖国神社(=東京招魂社)は、最初、彰義隊と官軍との戦い(上野戦争)で火の海と化した上野の寛永寺に営むことになっていたというのだ。
陸軍参与の木戸孝允がその決定をしたらしいのだが、おそらく彼は、寛永寺に換わる江戸の総鎮守として、官軍兵士を顕彰する神社を建てようとしたのだと思う。
しかし、その決定は上野戦争での功労者である大村益次郎の主張によって、現在の九段に再決定することになる。
「上野の山は、徳川軍の霊のさまよう『亡魂の地』だから」というのがその理由だったらしい。

しかし、僕は、当時の明治政府には、徳川の墓所をつぶして、その場所に自分達のための霊的施設を営むだけの自信がなかったのではないかと思う。
まだ、江戸には徳川親派が数多く潜伏している状況の中で、そのあたりに関して、センシティブにならざるを得なかったのであろう。
新政府は、上野の山には手を付けられなかったのである。
そして、その後の明治6年、この上野の山は公園として庶民に解放されることになる。
桜の樹の下には屍体が埋まっている!とは、後の文学者・梶井基次郎の言葉であるが、彰義隊員の戦死の記憶は、江戸時代から有名だった上野の桜として記録されることになるのだ。

徳川の墓所は、こうして、上野に残存を許されたのである。
「篤姫はなぜ上野の山に眠るのか」と言うのならば、このあたりまで踏み込んでもらいたかった。

一方、九段には、靖国神社(=東京招魂社)が建てられるが、「神社の系譜」によると、その位置は浅草寺(寛永寺の前の江戸総鎮守)から見て、冬至の太陽が沈む方向に、そしてその参道は神田明神に続くような方角に延びているという。
すなわち、靖国神社は、浅草寺と神田明神という江戸の2大パワースポットから力をもらえるような位置、設計になっているというのである。
靖国神社は、徳川以前から存在していた江戸の地霊と真っ向対決するのではなく、協調する姿勢を見せているのだ。

ただし、その後(明治26年)、靖国神社境内に大村益次郎の銅像が建立される。
その視線は、上野の方角に向け、手には双眼鏡を持っている。
一方で地霊とは協調しながら、ここでは、逆にしっかりと徳川の霊に睨みを効かせているのが面白い。
徳川の復帰は認められないが、江戸の人々は味方に付けたかったという思惑が垣間見れるからだ。

さて、大村益次郎の銅像が建てられてから5年後、上野の山には、西郷隆盛の銅像が建てられる。
西郷と言えば、上野戦争で徳川軍を攻めた官軍の参謀であり、彰義隊を壊滅させた男である。
しかも、その後、西南戦争を起こして、新政府にとっても賊軍とされた男である。ちなみに靖国神社に彼の御霊は祭られていないのは有名な話である。
その西郷の銅像はなぜ、上野という地に建てられたのか。
一説によると西郷が上野の山によく散歩に出かけたからというが、どうも、その説には迫力が無い。

僕が思うに、日本には昔から「夷をもって夷を制す」という発想があるが、明治政府は、西郷という傑出した荒魂の力で、彰義隊の魂を未来永劫封じ込めようとしたのではないだろうか。
あるいは、敢えて、犬を連れた着流し姿という隙の多い銅像にすることによって、彰義隊にとって、いつでも殺れるようにと、西郷を差し出したのかもしれない。ようするに、徳川の霊の機嫌をとりたかったのかもしれない。そういえば、位置関係でも、南を向いている西郷像のすぐ背後に彰義隊の墓があるではないか。
申し訳ないが、僕には、ここで、真偽を語るほどの知見はない。

次回は、西郷隆盛の銅像はなぜ、上野の山にあるのか。という番組を、是非やってもらいたいと思うだけである。

まさむね

「天地人」はどういう価値観を示してくれるのか楽しみだ

元旦は、NHKスペシャル「激論2009」を興味深く見せてもらった。

番組のポイントは、現在の不況の原因を作ったといわれている構造改革の政策責任者の一人の竹中平蔵元総務大臣を金子勝、山口二郎、斎藤貴男の3氏がどれだけ、攻め込めるかだった。
ご存知の通り、竹中氏は、郵政民営化を初めとする新自由主義に基づいた(民営化、規制緩和、地方分権、財政再建など)政策を立案、実行したことで知られているが、その竹中氏に対して、今日の惨状の責任を認めさせるというのが、この3人に課せられたテーマだった。
多くの視聴者もそう思ってみていたはずだ。

しかし、結果としては、竹中氏は逃げ切った。
竹中氏に「第一の課題は貧困をなくすことだ」とか「大事なのは犯人探しをする事ではなくて、一つ一つ具体的に問題を解決することだ」と、正論を言い切られて、ほとんど有効な反論ができなくなってしまった。
さらに、実際の政策実行過程で具体的に官僚の執拗な抵抗があるという経験談に対して、この3人は黙って聞くしかない。
終いには、リアリストたれと一喝されることによって、事実上、論家あるいは研究者としての気楽さをも指摘され、いわゆる格の違いを見せ付けられてしまった。

それでも、例えば、今日の派遣切りなどの惨状と竹中氏の政策の失敗が明確にひも付けられれば、細かい点で、もっと攻め込めたかとも思うのだが、社会情勢の変化等も絡めて説明されると、それも難しかった。
具体的には、2003年に法制化された労働者派遣法の改正(製造業務への労働者派遣の解禁)の問題点が指摘されたが、それは別に小泉・竹中構造改革からだけの問題ではなく、80年代から徐々に解禁されてきた経緯がある。
労働者派遣法は、2003年の前に、既に1985年、1996年、1999年と徐々に派遣出来る業務が広がってきたのである。
また、同様に、パートタイマー(フリーター)、契約社員等の非正規社員もこの30年あまりの間にどんどん増えてきたし、転職なども当たり前になってきた。
それらは、新しい働き方、あるいは新しい生き方を支援するための新制度として、むしろ肯定的に広がっていったのである。
   ◆
そして、これらの労働形態の多様化は、その背景として、「自分らしく生きろ」、「個性を生かせ」、「夢を持て」などという耳あたりのいいイデオロギーが後押ししてきたのではなかったか。
おそらく、現代日本人にとって、こういった価値は、それこそ骨の髄まで染み付いている。
例えば、昨年の大河ドラマ「篤姫」は、まさに「己の心のままに生きる」ことを肯定する価値観を背景に持っていたし、TBSの大ヒットドラマ「ROOKIES」は常に「夢にときめけ!明日にきらめけ」と語りかけていた。

それらのドラマが発する価値観があまりにも自然なため、僕たちはその起源すら忘れがちであるが、それらは決して古いものではない。
おそらく、戦後にいつの間にか浸透したものであると思う。

しかし、昨年から今年をまたいでさらに続くと思われる経済危機の中、これまで僕らを支配していた、悪く言えば浮かれた価値観は必然的に変わらざるを得なくなってくるのではないか。まず、足元の生活を維持する事こそが重要になってきてしまうからだ。
勿論、だからと言って、その前の価値観=勤勉、忍耐、協調という古い価値観を持ち出すこともナンセンスだ。
それらは、日本型農業社会、そして、右肩上がりの工業生産重視の時代、あるいは終身雇用が当たり前の時代にまでしか通用しない価値観だからである。

これからは、普通の人が、普通に真面目に働いてもその先に成功するとは限らない時代が待っていると思う。
逆に、今まで以上に、一人一人が、付加価値を付けていかなければ生き残っていけない時代になる。その意味で、上記討論番組において、勝間和代氏が、これからは教育が大事だ、しかもそれは、子供に対してだけではなく、個々人が自らに対してもそうだという趣旨の話をしていたが、まさしくその通りなのである。
しかし、一方で、だからこそ、これからはイザという時のために、普段から、絆(今上天皇によって、天皇誕生日のご感想だけではなく、年頭のお言葉でも繰り返された言葉であるが)=人間関係というセイフティネットを大事にし、さらに、国に頼る以前に、自分達で作っていかなければならない時代になると思う。
そういう意味で、今後、学校の役割は、自分が落ちそうになった時の精神的、人間関係的なセイフティネットの基礎となる絆を作る場としての意味も大きくなっていくようにも思える。教育に金をかけるのは確かに大事だが、学校というところが、大人になるためのプラグマチックな訓練場として以上に、学校を卒業して大人になった時に、僕たちを癒してくれる「故郷」として必要になってくると思うのは、いささかノスタルジックに過ぎるだろうか。
    ◆
さて、今年の大河ドラマ「天地人」では上杉家家臣の直江兼続が主役であるが、彼は、「愛」と「義」に生きた武将として知られている。
「愛」と「義」というコンセプトは、自分自身の生き方というよりも、周囲に対しての接し方のコンセプトなのだと思うが、それがこの時代に必要な「絆」構築のための思想になれるかどうか。その思想が時代とシンクロしていけるかどうか。
そういう視点でこのドラマを見て行きたいと思う。

まさむね

「第59回NHK紅白歌合戦」斬らせて頂きました

「第59回NHK紅白歌合戦」見ながら書いています。

司会者は紅組が仲間由紀恵、白組が中居正宏。
「私は貝になりたい」のパブリシティがここまで及ぶ。さすが博報堂。

第1番は、浜崎あゆみ 。
どうしても右手に注目が行く。怪我のところは、黒い手袋しててわからん。
再就職成功組のよっちゃん。ギター冴えるねぇ。
と思っていたら、浜あゆ、銀から黒の服に早着替え。
右手大丈夫か。早く帰って治療してくれ。

第2番目は、布施 明。
布施と中居の会話。中途半端。
空から薔薇が降ってくるCGの中、「君は薔薇より美しい」。布施の声の伸びすぎ。最高。

第3番目は、GIRL NEXT DOOR 「偶然の確率」
この娘、元気いいな。歌も上手い。時代の雰囲気とズレているんだけどね。

第4番目は、美川 憲一
IKKOが応援。騒ぎまくっているが空気冷たい。特に布施は苦笑いして無視。
美川の歌始まる。いつもの「さそり座の女」。この人、この曲以外あるの?
頭上に球根を乗っけてる。
突然、はるな愛が登場。かと思ったらいつの間にか、サンバになってる。歌の最後に、IKKO再び登場で、はるな愛と美川を囲んで、何か叫んでいる。メチャクチャ。

ここで審査員の紹介。
姜尚中の顔も。彼もついにここまで上り詰めたか。

ここで髭男爵登場。中居と中途半端なコント。この中途半端さがいかにも紅白らしい。

第5番目は、伍代 夏子。やっと落ち着いた雰囲気に。

遠藤実さんを偲んでのミニコーナー。北島三郎と小林幸子が思い出を語る。

第6番目は、北山たけし。
いつの間にか、演歌の先輩達が、北山の後ろで手拍子。目が笑っていない面々。北山に不要なプレッシャーが。
北山の出身は柳川か。柳川出身には、琴奨菊、妻夫木聡、ムーディ勝山、徳永英明。KABAちゃん..一杯いるんだよね。

ポニョを前にして、久石譲の宮崎音楽の時間。キムタクがMC、贅沢。
平原綾香、いきものががりの吉岡 聖恵、青山テルマが歌ってる。
ちなみに、久石のハゲは完璧なハゲであることに気付く。

そして、第7番目の藤岡藤巻と大橋のぞみのポニョへ。
スクリーンにはアニメの映像が大写し。
羞恥心とpaboが後ろで踊ってる。
増殖したポニョが大量に踊っている。
児童福祉法に則って、8時前直前に終了。滑り込みセーフ。

とにかく、いろんな人を画面に一緒に出して、視聴者を離さないNHKの戦略が見え見え。

第8番目は、東方神起「どうして君を好きになってしまったんだろう」。
いい曲。白組もようやく落ち着いた感じ。舞台演出無し。

第9番目は、水森かおりはレコ大に続いて「輪島朝市」。
東方神起と同じく、舞台演出無し。
おそらく、カーテンの後ろでゴソゴソやってるんだろう。

第10番目は、Aqua Timez
「虹」が「ごくせん」の主題歌だったという事もあって、MCの話題は、仲間由紀恵も含めて「ごくせん」に。
WATのウェンツが「ごくせん」に「出ていた」「出ていない」で押し問答。あんまり意味の無い会話。しかも笑えない。

第11番目は、木山 裕策
中居が癌だった話を振ってから、客席にいる家族にマイクが、さらに人情話を盛り上げる。
曲は「home」、いい曲。
耳が大きい木山。耳が後ろからの光で透けてる。と思ってたら、舞台全体が黄色い光で包まれる。
NHK的には、「千の風」「吾亦紅」に続く、3匹目のドジョウはいるか。

第12番目は、秋元 順子
史上最年長での初出場の秋元。
木山が客席の家族なら、こちらは娘からの手紙。人情勝負か。
曲は熟年離婚防止ソングの「愛のままで..」。この曲聴いたか?ともさかりえ。
歌詞の中に、「糸をひくような接吻(くちづけ)しましょう」というフレーズがあり。気持ち悪い。

第13番目は、キマグレンの「LIFE」。
舞台上の踊りの人数(人口密度)凄い。手を右左に大きく振っているが隣とぶつからないか?

第14番目は、いきものがかりの「SAKURA」。
地方の公立高校生が好きそうな曲。バックスクリーンの桜が綺麗。

第15番目は、前川 清の「東京砂漠」。
その直前に、ヘリコプターからの東京タワーを見下ろしてアナからのMC。いくら金かけてんだ。
いつの間にか、後ろには内山田ひろし亡き後、投げ出されたクールファイブの面々。宮本、相変わらず個性的。

第16番目は、川中 美幸の「二輪草」。この曲ミリオンセラーなんだよね。
曲が始まると後ろから赤い着物を着た軍団が出てくる出てくる。そのまま踊りだす。凄い。

ここで、ブラジル移民100周年記念企画。
サンパウロの餅つき大会にカメラが。向こうは夏の昼。
おじいさんと子供が杵を持ってる振り下ろすが、子供、嫌がって泣き出す。
ここで、「島唄」、いい曲だ。ブラジル移民の苦難の歴史の写真パネル、が、曲の前に挿入。泣かせる。
サンパウロの人々の手拍子も挿入されているが、時差のせいで若干遅れる。今後、技術改善を望む。

第17番目は、藤 あや子の「赤い糸」
早乙女太一も舞台で踊っている。

第18番目は、Wat 。
ところが、世界のナベアツが登場してMC。意味無し。
しかし、Watはこういう派手な舞台は似合わないな。2人で同じギター演奏というのもいかがなものか。

何故か、カメラは楽屋へ。テリー兄の家の卵焼きとサカナくんが出てきて大トロ自慢。それを羞恥心とpaboが喰う。
皿が回転寿司の一番安い皿っていうのが笑える。
ところで、サナカくんって魚が好きなの、それとも魚食べるの好きなの?魚の味方なの?敵なの?

第19番目は、中村美律子
ナベアツが引き続き、曲中に舞台で踊る。食い倒れ太郎とか蟹道楽の蟹とかが踊ってる。ナンでもありか。

ここで何故か姜尚中がコメント。歌の力で無職の人を力づけてあげたいって、その席で、ふんぞり返って言うか。

第20番目は、ポルノグラフィティ。
アミューズの後輩のperfumeが応援。最近はそれほど、紅白にこだわらなくなったのか。
そういえば、アミューズの事務所って飯島愛が亡くなった部屋と同じビルだったよね。関係ないけど。

妻夫木のコメント。来年の大河「天地人」の番宣だった。

第21番目は、大塚 愛。
この人もWat同様、舞台演出無しだと辛いかも。「サクランボ」みたいな派手な曲で大騒ぎの方がよかったかも。

第22番目は、平井 堅の「いつか離れる日が来ても」。
今日は「Mステのスーパーライブ」「ベストアーティスト」の時に気になったブレス音は何故か封印。NHK仕様か?

第23番目は、坂本 冬美。
審査員席の上野由岐子から、昔ソフトボール部だったという坂本に、ソフトボールが投げられる。
坂本キャッチ。中居大騒ぎ。そんなに凄いことか?
この人のコブシは日本一だね。

何故か、久石譲が登場、ピアノを背景に、中居、仲間が「命」を大事にせよとのナレーション。
結局、「私は貝になりたい」のパブリシティだった。

第24番目は、秋川 雅史の「千の風になって」。
この人、表情変えないで歌うよね。声の伸びでは、布施といい勝負。

ここで藤原紀香が登場。「SAVE THE FUTURE」の宣伝。
さらに、カメラが飛んで、なんとアイルランドのエンヤ。MCの有働久しぶり。
エンヤの「Orinoco Flow」は名曲すぎ。

中間発表は白組リード。
和田アキ子と羞恥心のつるのが後半の主なラインナップの紹介。
ちなみに、和田アキ子、倖田來未は「ちゃん」付け、青山テルマは「さん」付け。
一方、つるのは、MCスムーズ、頭いいじゃない。

ここで9時のニュース。
派手なNHKホールの画面が、一転、派遣切りされた人たちの炊き出し風景の映像へ。この落差凄い。良心痛まないかNHK。

ニュースのあとは、後半戦開始

第25番目は、Perfumeの「ポリリズム」
客席の一部のオタクの叫び声。

第26番目は、ジ ェ ロ。
いつものおばあちゃんの話。おばあちゃんの顔が入った特別服を着て歌う。
と思ったら、なんと、お母さん(ハーフ)が客席に。
ジェロ張り切る。いつもより声が出ている。
お母さんの登場は、レコ大では電話だったが、紅白では実物。さすが国営放送。
母の涙が僕の涙腺を緩ます。ジェロも泣いている。

第27番目は、SPEED「White Love」
今井が一瞬「愛してる」とのころは手話でも表現。

第28番目は、TOKIOの「雨傘」。
椎名林檎が作った曲だ。TOKIOも好きだし、この曲もいいけど、来年は後輩に席譲ったほうがいいかも。

第29番目は、青山テルマfeat.Souljaの「そばにいるね」
帽子でかい。レコ大のエントリーでも書いたけど、やっぱりウナギ犬似。

第30番目は、水谷 豊
水谷さんへの態度が、「うたばん」の時とは全く違う中居。
奥さんのランちゃんに一言と言われ、「帰りは12時を過ぎると思います。」だって素朴でいいね。
明らかに緊張している水谷。声が出ない。でも許せる。

第31番目は、絢香の「おかえり」
おかえりはいいとして、水嶋ヒロとは、その後、どうなった?

第32番目は、徳永 英明。
この人の声は楽器だよね。凄い。

ここで何故か、沢村一樹が、色気のあるキャラで登場。くだらないギャグ。
どさくさまぎれに、仲間が倖田の紹介。
倖田と中居との絡みさけたのが明白。

第33番目は、倖田 來未
曲は、ブラックな感じの「Taboo」。
中居の前で歌う「また今夜も思ったことひとつ 今も君を愛していると・・・」っていう歌詞の「Moon Crying」聴きたかった。

第34番目は、五木ひろしの「凍て鶴」 。
舞台上にスモーク、寒そう。
いつの間にか、オデコ広くなってた五木。

第35番目は、アンジェラ・アキ「手紙~拝啓 十五の君へ~」。
「今、負けないで泣かないで消えてしまいそうな時は 自分の声を信じ歩けばいいの」という歌詞は篤姫のテーマとも重なる。いい歌詞だ。

第36番目は、森山直太朗の「生きてることが辛いなら」。
これもいい曲、そして詞。
アンジェラアキとの本格派対決、いい勝負だ。

第37番目は、aikoの「KissHug」
「夏髪が頬を切る また年を重ねてきっと思い出す あなたの影 あたしの言葉」ってこれもいい歌詞だよね。

第38番目は、羞恥心 with Pabo
後ろのスクリーンに歌詞が出ている。
里田まいが紅白出れて本当によかった。
と思ってたら、FUJIWARAとかダンディとか、クリスとかいろいろと出てきて大盛り上がり。
上地は黄色いタオル出せなくて小さなトラブル?

第39番目は、コブクロ
ここで、男女ユニットをはさんで、また白組のコブクロ。

緒方拳を偲ぶキムタクのナレーション。いいところ持ってくね~キムタク。

第40番目は、平原 綾香の「ノクターン」。風のガーデンのエンディング曲だ。
舞踏家が白いスカートで踊る。

第41番目は、札幌ドームからのEXILE。「ti amo」
昨日はレコ大の授賞、今日は札幌ドーム、忙しいね。
TAKAHIROの喉ちょっと枯れ気味。大丈夫か。

第42番目は、小林 幸子
黄色い突起物を頭にかぶっている。ダライラマの法衣か。
その頭から、黄色い布が、左右に斜め下に延びている。
引きの映像だと、正三角形になっている。
と思ったら、幸子、上に上っていく。光背には怪しげな蝶の羽のようなものが。
物凄い世界。

ここで綾小路きみまろが、テレ東の「日本の歌」撤収作業中のコマ劇場の客席からの中継。
いつもの中高年を罵倒するギャグ無し。普通のMCで北島三郎を紹介。

第43番目は、北島 三郎
船に乗りながら歌う北島。そして、その船にはSMAPが全員乗り込んでいる。
勿論、ここでもキムタク一番いい位置を確保。
北島、間違えず、最後まで歌いきる。

第44番目は、一青窈の「はじめて」
ロウソクに囲まれて歌う一青。
北島三郎のカウンターって、いつから、そんなに出世したんだ?一青。

ここで、審査員の高橋尚子のコメント。この人の言葉っていつも文語体だよね。

第45番目は、中島 美嘉
曲は「流星の絆」の挿入歌、「ORION」。ドラマ思い出した。
紅白の舞台ってやっぱり特別なんだろうか。緊張していたみたい。

第46番目は、ミスチル
NHKのオリンピックテーマ曲歌う。そのつながりか、紅白、初出場。と言っても、最近、よくテレビ出るから、それほど有り難味は無いかも。
ゆずの北川もドラマ出てたし、トイズ、方針転換あったのか?
でも桜井はいつも一生懸命で好感を持てる。そのうち、どこから出てきたか、舞台上に大量の民間人。最後にコーラス参加。

第47番目は、石川さゆりの「天城越え」。
ハードロックのギターから入る。面白い演出。
間奏でイチローの映像が挿入される。
いくら、イチローのバッターボックスに入るときのテーマ曲になったとはいえ、伊豆とシアトルでは、世界が全く違うような...

第48番目は、SMAPの「この瞬間(とき)、きっと夢じゃない 紅白SP」。
一人一人がコメント。SMAPには珍しく、台本棒読み的、テーマは日本人。これも紅白ならでは。
歌は、中居クン頑張った。

第49番目は、天童よしみの「道頓堀人情」
「負けたらあかん東京に」って、東京は道頓堀と戦っていたのか?

第50番目は、森 進一の「おふくろさん」。
前奏の前だが、「歌の力、人の絆~(中略)~作詞川内康範、作曲猪俣公章」とMCつけてから、前奏。
前奏にかぶってはいなかったものの川内先生の怒りを全く理解していなかったのか?進一。
「人の絆を感じた一年だった」とのことだが、傍から見てると、「人に絆を断ち切られた1年だった」んじゃないか?進一。
まぁ他人事だけど。

第51番目は、和田アキ子の「夢」。
得意のナイトクラブ調の歌。
よく考えたら、この人のファンってどこにいるんだろうか?業界内ではいい人なんだろうけど。
最後、紅組の面々が後ろで手拍子で踊る。作り笑い。さすがに浜崎の姿は見られず。いたのかもしれないが。

大トリは、氷川きよしの「きよしのズンドコ節」
歌のはじめ、北島三郎と五木ひろしが手を出す。
氷川、北島だけの手を握る。五木、無視される。
そういえば、昔、五木が氷川に対して、「お前、息、臭いんだよ」と言ってマジイジメしたという逸話もある。最高の場面での仕返しか?
歌の最中、きよし、感無量で泣きそう。目が赤い。
と思ったら、最後に五木に頬をバチバチやられてた。五木の再復讐か?

最後、全曲ちょっとづつV流す。新しい試み。
そして優勝は、白組。

でも、昔みたいに、白組、紅組と言って争わないんだね。最近の紅白は。
よく考えたら、その競い合いってあんまり意味なかったからね。

◆関連エントリー◆
『第50回 輝く!日本レコード大賞』斬らせて頂きます
1億3000万人が選ぶベストアーティスト2008斬らせていただきました
2008年FNS歌謡祭 斬らせていただきました

まさむね

『第50回 輝く!日本レコード大賞』斬らせて頂きます

TBS『第50回 輝く!日本レコード大賞』見ながら書いてます。

会場は新国立劇場。初台だ。ベストアーチスト(日テレ)とMステスーパーライブ(テレ朝)の幕張よりも格上。TBSの意地だろう。
視聴率の目標は、20%だろう。FNSが19.7%だ。ちなみに去年の放送が、16.8%とのこと。
ジャニー系出ないけどどうか?

司会は、また堺正章。13年連続とか。そんなに数字取れる人でもないだろうに。微妙にくたびれている。
その他、花を添える綺麗どころは、上戸彩と松下奈緒。

そして、局アナの安住紳一郎と小林麻耶。いつもこの2人の印象。人材不足のTBS。

湯川れい子が審査委員長。今更審査も無いだろうに。
大賞にEXILE、新人賞はジェロ以外にあるのだろうか。まぁじっくり見ていきたい。

いきなり、上原ひろみのハイテクのピアノ演奏。いきなり、こんな上手くて後から出てくるアーティスト大丈夫、不安。
と思っていたら、日本作曲家協会奨励賞の北川大介のほのぼのした歌謡曲。
数字捨てたかTBSとも思ったが、逆に言えば、上原ひろみの演奏を忘れさせるGJ。後からのアーティスト胸なでおろしたか?

ここで、過去のV。
いきなり水原ひろし。眉毛濃い。さらに数字が遠のく気が...今でも田舎に行くとアース製薬の殺虫剤の看板で見る?
そしてフランク永井、クレイジーキャッツ、橋幸夫&吉永小百合、舟木和夫、坂本九、美空ひばり、クールファイブ、辺見マリ、和田アキ子、ムーミンの女の子。
そして、尾崎紀彦は、もみ上げ凄いな。
五木ひろしをはさんで、ちあきなおみの「喝采」。これは名曲。
そして、ジャーニズ時代の郷ひろみ。ヘヘヘヘイのところ、傾きながら歌っている。
五木ひろしをはさんで、統一協会の桜田淳子。
梓みちよ、殿キン。この時代、演歌かアイドルだったんだな。次の布施明は今でもかっこいい。オリビアー~♪。
野口五郎は、クラブ専用バンドみたいな蝶ネクタイ。そして岩崎宏美。このへん、カックラキン大放送を思い出す。
都はるみをはさんで、ピンクレディー。スカート短すぎ。当時も衝撃的だったんだろうな。
ジュリー、そしてまたピンク。「UFO」だけど、今聴くと、ちゃんとハモってる。
いきなり研ナオコ。出た大物、山口百恵。顔四角い。
石野真子、桑江知子。このあたり地味。
さらに、八代亜紀かと思ったら、森進一。ここで生で森が登場。テンポ落ちる。
安住が森にインタビュー。いきなり川内康範の話題振り、森顔が歪む。笑える。
    ◆
ここで、新人賞。
桜井くみ子とジェロの演歌組。
桜井は初見だが、上手い。ただし、階段の隣みたいなところで歌わされる。地味。予算無いのか。
ジェロの「海雪」には、舞台演出アリ。雪が降る。桜井との扱いの差、歴然。すでに風格あるな。

ここで、最優秀歌唱賞の中村美律子「女の旅路」。
このあたり(7時頃から30分間)、八代から数えて、5曲続けて演歌。老人タイムか。

CMはさんで、堺正章による松下奈緒への正月からのドラマ番宣インタビュー。やたらにでかいぞ、松下。

続いて、思い出Vに戻る。
田原俊彦、泣いてた。
都はるみ、五輪真弓(妖怪人間「ベラ」じゃない)の「恋人よ」よ。
がらり雰囲気変わって、松田聖子。さらにがらり雰囲気変わって、松村和子の「帰ってこいよ」。
ロスなんとかとシルヴィア「別れても好きな人」
寺尾聡の「ルビーの指輪」サングラス四角くて大きい。
ジュリーの「ストリッパー」、金のマント、派手だ。
近藤真彦の「ギンギラギンにさりげなく」。泣いていた。隣の田原は比較的冷静。トロフィー持って歌ってた。
続いて河合奈保子、大橋純子、研ナオコ。
さらに、石川秀美。続いて、旦那のシブがき隊。泣いてた。
ここまで、俊ちゃん、マッチ、シブがき隊と、泣くのはむしろ男の子。
    ◆
ここで、生の八代亜紀、その顔面は化粧か塗装か?歌うは「雨の慕情」。感動した。

そして企画賞の発表。
阿久悠のトリビュートアルバム等。布施明とかさだまさしとか、ヒマそうな大物歌手のカヴァーアルバムが多い。
徳永英明以来のブームでしょ。みんな同じような企画に企画賞というのはいかがなものか。
    ◆
特別賞は、アグネスチャン、サザン、ポニョ、羞恥心に贈られた。
サザンに今更、特別賞って何?
生出演は、ポニョと羞恥心。上地、髪型代えたな。オデコ目立つ。
まずは、大橋のぞみと藤巻(藤岡、過労のためここのところ不在)。
20時を3分残して歌いきる。児童福祉法遵守。
そしてCMをはさんで、8時またぎは、羞恥心。さすが今年の顔。
    ◆
ここで新人賞。GirlNextDoorとキマグレンと福井舞。
トップバッターはキマグレン。ラテンっぽい。サザンの「稲村ジェーン」もそうだけど湘南あたりに雰囲気よく出てる。ただし、来年、生き延びてるかどうかは不明。
続いて福井舞。可愛いか...? 歌上手いか...? 曲いいか...?TBSの「恋空」か、納得。
最後はGirlNextDoor。AVEXの一大プロモーションに乗っての登場。全体的にバブルな印象。PVではスキーしてるし。AVEX自身の夢をもう一度というコンセプトか。
今年の新人の女の子は、桜井(大阪)、福井(京都)、GNDの前川千紗(兵庫)。何故かみんな関西系。
    ◆
そして、優秀作品賞に続く。
℃-uteの「江戸の手毬歌2」(宇崎竜童の作曲)。インタビューに答えてのは矢島舞美だけ。梅田えりか、一人でかい。
氷川きよしは「玄海船歌」。さすが声が延びるね~♪。
さっきの桜井くみ子の「あばれ船」もそうだけど、演歌って、漁師ものが多いよね。ターゲットユーザーなの?
私見だが、氷川クン、オデコの大きさと目の下のクマ目立つ。若干劣化か。

続いて秋元順子の「愛のままで」。
熟年離婚防止ソングだそうだが、離婚って曲聴いただけで止められるものなの?よく、知らないけど。

特別功労賞。
小倉友昭っていうから、おヅラさんかと思った。
Googleで検索しても、「もしかして小倉智昭」って言われた。
でも、別にいるんだね友昭さん。音楽評論家らしい。
よく考えれば、おヅラさんはただの音楽好きだったね。

また、あの故川内康範も受賞。
自然に森進一にマイクが向く。「僕の父親のような人でした」って相手は子供とは思ってなかったんじゃ...残念。
観客席には川内の長男の弁護士。弁護料、いくらだったんだ?
昔の森進一の「おふくろさん」のVも流される。そういえば、森の「おふくろさん」って物真似芸の原点だったの思い出した。
ここで森の「花と蝶」の熱唱。いつも以上に力入ってる。
「おふくろさん」は紅白にとっておく。TBSはどうやってもNHKに勝てないか。
    ◆
ここでメモリアルVの第2部。
西城秀樹、高田みずえ(元・大関若島津の奥さん)、森進一、松田聖子、ラッツアンドスター(当然、田代は映されず)、小泉今日子、高橋真梨子、中森明菜(泣く)、岩崎良美(タッチ!)、本田美奈子、小林明子(一発屋)、井上陽水(腐らない方の)、少年隊(今見ると踊り地味)、石川さゆり、中山美穂、近藤真彦(愚か者、また泣く)。
荻野目洋子(50人位一緒に踊る、派手)、酒井法子、BaBe、吉幾三、光GENJI、B.B.クイーンズ(ちびまるこの歌)、サザン(「真夏の果実」)、たま(異質な感じ)、小泉今日子、中西圭三、大月みやこ、平松愛理、サザン(「涙のキッス」)、THE虎舞竜(実は一発屋)、国武万理、篠原涼子(小室サウンドの時代か)。
JUDY AND MARY(つるされたゴンドラで歌う)、TRF(バブリー)、シャ乱Q(これもバブリー)、安室奈美恵(泣く。ピアノ弾いてるらしいが小室の映像無し)、MAX、wink、米米CLUB。
米米の生歌。
そしてwinkの登場。銀の三角帽子、冷静に見ると変。久々に見れてよかった。
    ◆
ベストアルバム賞。
最優秀アルバム賞は、安室奈美恵らしいけど、今は歌わないみたい。
そのほかでは、上原ひろみ、坂本冬美、Perfume、鈴木慶一達。
鈴木慶一って言えば、香山リカとはとっくに別れたんだっけ?

現場へはPerfumeがかけつける。パフォーマンスは安定してるよね。何度も見たけど飽きない。

ここで安室奈美恵のインタビューと「NEWLOOK」の演奏(録画)。
ベストアーティストではそうじゃなかったけど、今回は、髪の毛パッツん歌ってくれてよかった。
    ◆
優秀作品賞の第一部。
mihimaru GT「ギリギリHERO」。服、派手で良し。カツゼツ悪し。
w-inds.「アメあと」。相変わらずかわいい龍一。相変わらず面長の慶太。髪黒くなった涼平。パフォーマンスはいいね。
ところで、松下奈緒と上戸彩、3回目のお色直し。意味あるの?
次は、水森かおりの「輪島朝市」歌の途中、カットで本物の輪島の朝市の映像が。リアル過ぎて、白いドレスの水森とアンバランス。
    ◆
モーニング娘。の「抱いてHOLDONME」いきなり飯田のアップ。いいね。
GLAY、サムエル(今どうしてるんだろう)、再びモーニング娘。「LOVEマシーン」。保田、家でみてるか?
そして、サザンのTSUNAMI、浜崎あゆみ(熱唱。泣く)。中島美嘉(爪に鳥の羽)、DAY AFTER TOMOROW、一青窈、再びあゆ(また泣く)、ミスチル、河口恭吾(何故か階段のところで一人で歌う)、EXILE、マツケンサンバ2(いつ見ても馬鹿らしくて笑える)、倖田來未、コブクロ、REIRA staring YUNA ITO、氷川きよし、mihimaru GT、キグルミ(懐かしい)、絢香、倖田來未(「愛の歌」)、EXILE(「トキノカケラ」)、千の風(声伸びるね~でも大げさ)、再びコブクロ(「蕾」)。

ここで企画賞の水谷豊が登場。「カリフォリニアコレクション」。特別バージョンって言ってたけどどこが?

そして、優秀作品賞の第二部。
真打ちEXILEが登場。曲は「Ti amo」。日曜の夜はベッドが広い♪。これは男の人が去った後の朝の歌。平安時代の和歌と同じ世界だ。
倖田來未は「MoonCrying」。失恋の歌。時期が時期だけに微妙なリアリティ。
東方神起の「どうして君を好きになってしまったんだろう」。白い服着て横一線に並んで歌う。いまだに誰が誰かわからない。
谷村奈南も優秀作品賞か。かわいい。
斉藤和義は大阪のライブ会場から「やぁ無情」。Aメロとサビのくっつきが唐突なのはしかたがないか。CMが評判で、後で作ったんだからね。
青山テルマ feat.SoulJaの「そばにいるね」。今年の閉塞的な雰囲気を一番、表現している遠距離恋愛の曲。ウナギ犬にも見える、錯覚か。SoulJaはカツゼツ悪い。

ところで、大川栄策が今年「そばにいてね」という紛らわしい演歌をリリースしてるから買うとき間違えないでね。

そういえば、新人賞の桜井くみ子(大阪)、福井舞(京都)、GNDの前川千紗(兵庫)に加えて、優秀作品賞の谷村奈南(大阪)、倖田來未(京都)、青山テルマ(奈良)も関西出身でした。
    ◆
そして森山直太郎が作詞賞受賞で「生きてることが辛いなら」で歌うも、作詞は、別の人、御徒町凧。
歌詞の「生きてることが辛いなら、いっそ小さく死ねばいい」ってどこがわるいのか?この曲聴いて死のうと思う人いるの?
    ◆
やっと、新人賞の発表。
やっぱりジェロ。他の面子に比べて、圧倒的だったよね。
泣く。さらに、追い討ちをかけるようにお母さんからの電話、ジェロさらに号泣。感動的だ。

そして、最後にレコード大賞の発表。
当然のようにEXILE。インタビューも冷静。
曲は「Ti amo」。泣くこともなく歌うATSUSHI(越谷出身)とTAKAHIRO(佐世保出身)。
ダンスは、いつもより大きめに動いてます。

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MUSIC STATION SUPERLIVE 2008を斬らせて頂きました

まさむね

MUSIC STATION SUPERLIVE 2008を斬らせて頂きました

「MUSIC STATION SUPERLIVE 2008」を見た。
会場は幕張メッセ。ベストアーティストとタメを張る。

残念ながら浜崎あゆみが、怪我で急遽不出場。紅白には間に合うか?

トップは、関ジャニ∞。オープニングには相応しい派手な感じ。
このグループ、ベストアーティストでもオープニングだった。オープニング用として、うってつけなんだろう。
関ジャニと言えば、関東での露出が少ないことで、逆に、今年のDVD販売No.1を獲得している。
来年の更なる飛躍は確実だ。

二番手は、Aqua Times こういう感じの「地方の男子高校生向けの青春系」グループって、いろいろ出てきてるけど、長続きしたのは「ゆず」ぐらいかな。
みんなユーザーが高校を卒業して、それぞれが別世界に行くときになんとなく、一緒に捨てられちゃうんだろうな。
このグループはどうだろうか。

三番手はGirl Next Door。
実は、この3人組が、なんでデビューの今年にそれほど取り上げられるのか不明。
エイベックス期待の一番星っていうのはわかるんだけど、90年代の音と過剰に明るいパフォーマンス。どこかバブリー。CMの映像もスキーとかやってるし。
少なくとも、安室奈美恵とか浜崎あゆみのように、時代の空気を読んで、歌姫になる感じはない。
来年は僕的には?だ。

四番手は、Hey!Say!JUMPは、「真夜中のシャドーボーイ 」。
ごちゃごちゃしていて、誰が誰かわからない。若いっていいな。

五番手は、いきものががりの「帰りたくなったよ 」。アイフルホームのCMソングだ。
ボーカルの聖恵は意外に年食ってて24才。実家が兼業農家だとは知らなかった。どうりで作り出す世界が保守的でNHK臭いと思った。

六番手は、V6。
僕は密かにジャニーズ1のパフォーマンスグループだと思っているんだけど、途中、短いソロで、長野君はずす。残念!
FNSの時だったか、岡田君が来年プロデュースに挑戦したいって言った時の、他のメンバーの顔色無くなり笑った。
今年は、「SP」よかったからね。将来を感じさせる作品だった。

七番手はキマグレン。
「泣きたくて、笑いたくて」っていうフレーズ、よく聴く曲だと思ったらタイアップ多いんだ。営業力か。
青春系のバンドかと思ったら、意外に年齢行ってるんだね、2人とも28歳か。

八番目は、藤岡藤巻と大橋のぞみ 。のぞみちゃんの年齢の関係で8時までに、終わるかと心配も、1分前に、歌い終わる。
見事...
藤巻さんのMC笑えた。
あるショーで「藤巻さ~ん」という声援に応えて、手を振ったら、自分の前にレミオロメンがいて、そこの藤巻亮太が目当てだったという話。
ポニョの藤巻さんの振り上げた手、行方知らず。かわいそう。

九番目は、チャットモンチー。女性ばっかり3人のロックバンド。
いかにも地方都市の公立高校の軽音楽部出身という感じ。好感が持てる。でも、音は現代風じゃないな。

十番目は湘南乃風も、地方のジモティー代表と言った感じ。
サングラスかけたガテン系の男達が、みんなでタオルを振るパフォーマンスは根強い共感層を持っている。
不況の現在、若者の気持ちを吸い上げるパワーがあるね。来年の活躍は必至だと思う。
若旦那のインタビュー。結婚したとのこと。ヤンキーっぽいかと思ったら、意外に普通の声。

十一番目はSuperFly。
越智志帆自身、ジャニスジョップリン好きだけあって、60年代~70年代にかけてのアメリカンロックをベースにしてる。
ファッションも音も、パフォーマンスもそうだ。チャットモンチーが徳島なら、こっちは愛媛か。
ところで、四国ってガールズロック流行ってるのか?
ちなみに越智っていう名前の人は十中八九、愛媛出身だ。

十二番目は中川翔子でガラリと雰囲気が変わる。
相変わらず、おしゃべりもユニークだし、かわいいけど、歌手としては、パフォーマンスも曲も弱い。来年はつらいかも。

十三番目のポルノグラフィティだけど、岡野のボーカルの声がユニークすぎて、何をやっても同じに聴こえる。
今年5枚シングル出したってさ、サザン休止のあおり受けたアミューズの株価対策か?

十四番目は倖田來未。
いつも感じるのが彼女の名前、変換が難しいって事。漢字登録するほどでもないけど...
キャバクラのショータイムみたいなダンスミュージック。この酒焼けしたような声、おじさんに人気なわけだ。

十五番目は綾香の「おかえり」。普通。

十六番目はKinki Kidsの「Secret Code」だ。
この人たちはギネス(デビュー以来すべて1位獲得という)がかかってるから、逆にあんまりシングル出せなくなってる。
今年もこれ1枚。音楽性の幅が広いって言えばいいんだけど、本当はどういう音楽やりたいのか?
ルックスもエネルギーも若干劣化。いつまでもKidsでもないだろうに。

十七番目は大塚愛。4曲連続関西系。
大阪の女性シンガーは、aikoも綾香も、この大塚愛も自分本位って感じが逆にいい。
嫌な事しないタイプ、授業とかきっと聞いてないタイプだよね。

十八番の9時またぎはやはりSMAP。2曲歌う。
1曲目は、オリンピックのテーマ曲の「この瞬間、きっと夢じゃない」。中居クンのソロ結構長い。あそこまで外すっていうのも一つの芸だな。無いと寂しいもん。
木村クンは、今日のパフォーマンスは今ひとつだったな。
そういえば、Googleの検索窓に木村拓也って入れると、「木村拓也 身長」「木村拓也 在日」「木村拓也 整形」とかが上位の候補に出てくる。みんな何知りたいの?

十九番目は羞恥心。SMAPでつかんだ視聴率をこれで維持しようという目論見か。
MCは普通。慣れてきた感じか。
1曲目は「泣かないで」2曲目は「羞恥心」。2曲披露だが、1曲目はちょっと辛い。2曲目は耳慣れてる。
来年早々で解散っていうのは正解だと思う。

二十番目は嵐。SMAP、羞恥心ときて嵐か。
今年一番活躍したグループ。FNSでもベストアーティストでもやらなかった「Truth」の披露。
このグループ、大野クンがリーダーでボケ役っていうのが面白い。彼は来年、歌のお兄さんのドラマやるらしいけど、番伝の写真見ても楽しそうじゃないし、似合ってないのが笑える。
前作「魔王」ではクールで、あんまり表情の無い役だったからよかったけど、歌のお兄さんはどうなるか?
今年の嵐は5曲リリース。
「Step and Go」は嵐のバラエティ「GRA」のエンディングテーマ、「One Love」は松潤主演の花男の主題歌、「truth」は大野主演の「魔王」主題歌、カップリングの「風の向こうへ」は櫻井がキャスターをした日テレのオリンピックテーマ曲、そして「Beautiful days」は二宮主演の「流星の絆」のテーマ曲。
相葉頑張れ。

二十一番目はperfumeは「ポリリズム」と「Love the world」の2曲。
下積み長いだけあって、技術はしっかりしている。踊りも完璧。
だが、来年もこの勢い続くか?

二十二番目はKAT-TUN。
クリスマス終わってるのに、「White Chiristmas」。
残念ながら、こういう曲はあんまり似合わない。
2曲目はチョイ悪でそれなりよかった。

二十三番目はORANGE RANGEの「おしゃれ番長」、ポッキーの曲だ。
今年は、ライブ70本やったらしいけど、やっぱり上手くなってるよね。さすがだ。前のKAT-TUNに比べて勝ったな。もしかして、最初から相手にしていない?

二十四番目は青山テルマfeat.SoulJaの「そばにいるよ」
docomoとのタイアップだといっても、着うた800万ダウンロードって凄すぎ。違法も入れたら、2000万近いんじゃないの?
歌詞が、貧しいカップルの遠距離恋愛を歌ってるっていうのが着うた心を刺激したんだろうね。
今年一番、コンテンポラリに若者の心情を汲んだ曲って言えるんじゃないか。

二十五番目は綾香×コブクロの「あなたと」。大阪の飲み仲間のトリオだ。
はじめて聴く。キャッチーな曲じゃないけど、何度か聴くと馴染んでくるのかな?

二十六番目は、TOKIO。長瀬曰く「ライブが一杯出来た年」って、逆に言えば、結構時間が空いていた1年ということか。
リーダー、城島の皺が多いという話題に笑える。
曲は椎名林檎の「雨傘」。こういうロックはTOKIO向きだな。山口のベースも結構上手いな(本当に弾いていればの話だが)。

二十七番目はFlumpool。
「そばにいるね」がdocomoとのタイアップだが、この「花になれ」はauとのタイアップで配信限定曲。
それにしても150万ダウンロードは立派。
インディからはじまって、6年目のブレイク。下積みが長いだけあって、音もしっかりしている。来年さらに期待したい。

二十八番目はaiko。局の配慮か?TOKIOから、1グループはさんでのaiko。
今年は5回しか外食しなかったって、どんな私生活だ。
aikoもユニークなメロディライン持ってるよね。この「KissHug」も彼女らしい曲。歌詞も繊細なんだよね。

二十九番目はNEWS。
今回は、ジャニーズがオールスター出演だったけど、結局、NEWSがその中でもトリ。
マッチも出たかっただろうに。タキツバは?
手越上手すぎだから、山下につなぐと厳しい。ライブは残酷。

三十番目は平井堅の「いつか離れる日が来ても」。
たもりと話すと平井のデカさ目立つ。
前にも書いたけど、あのブレス音は、”味”か?”老い”か?
今後、是非とも、”味”として「芸の域」にまで達してほしい。ゲイの息じゃなくて。

三十一番目はGLAY。久しぶり。
結成20周年で、いまだにあの恰好は凄い。ある意味、尊敬。
今年はアメリカでのコンサートが思い出というが、在米邦人がターゲットユーザーか?

三十二番目はコブクロの「時の足音」。
コブクロの歌詞の持ちネタは、花、ツボミ、長い冬、種、出会い、一瞬の時...
日本人好みの季節感ある歌だよね。

三十三番目は中島美嘉の「ORION」。
「流星の絆」の挿入歌。
ドラマにも、謎の女として出演。クドカンワールドを一人で醸し出していた。
中島は「なかしま」って読むんだよね。
豆知識だけど、関西はにごらないで関東はにごる名字が多いんだよ。「やまさき」と「やまざき」とか。
だから、鹿児島出身の彼女は「なかしま」なんだ。

三十四番目はL’Arc~en~Ciel 。
今年初めてフランスに行って、コンサートをしたそうだ。
フランスにおける日本ブームに乗っただと思うけど、人気あったんだ。
ちなみに、L’Arc~en~Ciel とは「the arch in the sky」だから、虹っていう意味とのこと。

トリはMr.children。ベストアーティストでは浜崎がトリだったけど、怪我で急遽、抜擢ということか。
「HANABI」と「GIFT」を熱唱。
「一番綺麗な色ってなんだろう」って言うけど、結局ボカシてる。金とは言えないか。まぁいいけど。
いつも同じと言えば、そうなんだが、さすが貫禄あるよね。
熱唱が似合うよね。櫻井さん(練馬出身)。

あっという間の4時間でした。

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まさむね

ロンハーの「抱かれたい芸人グランプリ」のリアリティ

ロンドンハーツの特別番組を見た。

「2008年抱かれたい芸人グランプリは!?」というコーナーがあってバラエティ番組としては久しぶりに面白かった。
内容は、何百人かの女性の俳優、アーティスト、アイドル、タレント等から抱かれたい芸人を選ばせて、それを発表していくという単純なものだが、これは一般視聴者からのアンケートではなく、投票するのが、具体的に限定された芸能人というところがミソ。
さらに、投票した芸能人の中には実名公表OKという人もいる。
だから、実名OKの女性芸能人から投票された芸人の喜び方にリアリティがあるのだ。
進行は、まず、2票入った芸人から発表し、段々票数を集めた芸人の発表へ。
今年の1位は、チュートリアルの徳井だった。ある意味、納得。
    ◆
しかし、いまだ名前を呼ばれない芸人も沢山残っている。
残るは1票か0票、すなわち、少なくとも一人だけには「抱かれたい」と思われたか、そうでなかったのか。
この差は大きく、ひな壇に並んだ芸人達に緊張感が走る。
この時点で、例えば、バナナマン日村、南海キャンディーズの山里亮太、ブラックマヨネーズの2人、ロバートの山本、FUJIWARAの2人、ジョイマン高木等が残っている。
そして、さらにボクイケメンの狩野英孝も残っているではないか。
    ◆
とにかく、悲惨なのは呼ばれない芸人だ。
一人づづ、名前が呼ばれていくたびに大騒ぎになるひな壇。
おそらく、こういったリアリティのある笑いこそ、ロンドンハーツの真骨頂なのであろう。
さんまのようにただ、自分が目立つためだけでもなく、紳助のようにただ、自分がネタを披露したいがためだけでもないリアリティのあるひな壇の使い方に淳のオリジナリティがある。
    ◆
さて、残りはあと、数人という場面、やはりこうなってくると、やはりカメラが抜く頻度が多くなるのが狩野英孝と山里亮太だ。
おそらく、狩野英孝は自分では上位も有り得ると思っていたらしく、願望と現実とのギャップの大きさに渋面になる一方。
もう、言わなくてもその顔だけで笑いが取れるシチュエーションになっていた。ある意味、一番美味しいポジションの獲得。
一方、山里亮太は逆に、このひな壇に自分が存在していること自体への嫌悪を顔に滲み出している。これはこれで狩野と五分五分の美味しさを獲得していた。
結局最後まで二人とも呼ばれず。
そして、最後のシーンでは、最後に呼ばれたブラマヨ・吉田への振りになってしまい、二人の心境はオチが付かないまま終わる。
まぁ、その無視のされ方は、それはそれで面白かった。
    ◆
しかし、終わってみれば、勿論、ベタに追い詰められていく芸人を見ているのは面白いが一方で、このシステム、逆から見れば、売出し中の若手アイドル(特にグラドル)の売名の場でもあるという二重性に気付いた。
すなわち、選ばれそうに無い芸人を選んで、実名公表OKとなれば、その芸人に投票したのが自分一人であれば、名前と小さいが顔も、必ず発表される。
しかも、周りの芸人達がこぞって「あの娘はめっちゃカワイイ娘やで」などと騒ぎまくるため、宣伝効果は抜群。
このコーナーは、少なくとも1000万人位は見ているテレビを活用しての、アイドル達の宣伝の場でもあったわけだ。
おそらく、多くの視聴者が、テレビを見ながら一方で、インターネットで検索しまくっていたのではないだろうか。
そして、その場でDVDを購入していたかもしれない。
最近はアイドルにとってはとにかくパッケージを売るのが大変な時代だ。これはまたとないセールスタイミングになったはずである。
もしも、自分がアイドルのマネージャーだったら、一人残りそうな芸人を実名公表OKで投票すると思う。
それは、「笑っていいとも!」の100人アンケートのように、1人にならなきゃいけないという逆にスリリングな投票になるけどね。

僕がマネージャーだったら、インパクトの強さから、山ちゃんに投票させただろうな。

まさむね

NON STYLEは吉本だからM-1に優勝したわけではない

今年のM-1グランプリはNON STYLEが優勝した。

実は、僕は決勝に残った3組の顔ぶれを見た瞬間にNON STYLEが優勝すると思った。
それは、僕が3組の実力を事前に知っていたからではない。

理由は簡単だ。NON STYLEが吉本興業の所属だから、そして、ツッコミの井上祐介が女好きのするキャラだからだ。ちなみにナイツはウッチャンナンチャンや狩野英孝と同じマセキ芸能社、オードリーは田辺エージェンシー系のケイダッシュ所属である。

ご存知の通り、M-1は、紳助の企画、吉本興業の主催である。
ただし、他の事務所のタレントも参加する事が出来る。
しかし、ここで毎回、吉本興業所属タレントが優勝するわけにはいかない。大会自体のリアリティを保持するためだ。

歴代優勝者を見てみよう。(大阪、東京などは省略)

第1回:中川家:吉本興業
第2回:ますだおかだ:松竹芸能
第3回:フットボールアワー:吉本興業
第4回:アンタッチャブル:人力舎
第5回:ブラックマヨネーズ:吉本興業
第6回:チュートリアル:吉本興業
第7回:サンドウィッチマン:フラットファイヴ

しかし、結果として吉本興業が圧倒的に強い。おそらく、彼らには実力もあるのだろう。

しかし、正直なところ、このM-1優勝者というは利権である。
これに優勝すると少なくとも向こう一年位の東京のバラエティの席がなんとなく確保されるからだ。

それゆえ、何回かに1回、このグランプリにリアリティを持たせるために、他事務所所属を優勝させるが、基本的には、その場所は吉本興業がキープする。
そう考えるのが当然の事だと思うのだ。
別に不正があるというか、そういう事をいいたいわけではないのでご理解ください。
例えば、プロレスにおいて、ベルトの価値を高めるために、たまに、ヒールにベルトが移動するのと同じことなのだ。

また、今回都合よく、NON STYLEが決勝に残った。今まで、確かに吉本興業のタレントが4組優勝しているが、その後、テレビで一番成功しているのは、チュートリアルである。
そして、その理由はただ、徳井のルックスにあると思われる。
M-1の時、あるいは漫才をするときの徳井の妄想キャラを封印したバラエティ時の徳井はむしろ、普通のキャラである。
しかし、重要なのは「芸」があることではなく、お茶の間に好かれる「顔」を持っていることなのだ。
そういう意味で、吉本興業の上層部が、NON STYLEの井上にお茶の間向け「顔」を見出すのはごく、自然のことだと思われるなのだ。

それゆえに、今年の優勝者は、吉本興業のNON STYLEというわけである。
ちなみに昨年、優勝したサンドイッチマンだが、残念ながら「顔」的には、売りが無い。しかし、今年一年のオートバックスの頻繁なるCMを見ていると、昨年優勝の背景には、イベントスポンサーのオートバックスからのなんらかのプッシュがあった可能性が感じられる。勿論、あくまで推測である。
     ◆
確かに、今日のNON STYLEは素晴らしかった。
紳助が言ったように、ナイツやオードリーに比べても抜群によかった。

そういう意味で、上記のような予定調和の予想に対して、それを予定調和と思わせない芸の実力が彼らにはあったと思う。

実は、吉本興業は同様の状況で、最近、失敗しているのだ。
TBSの「キングオブコント08」でバッファロー吾郎を無理矢理(?)優勝させて、逆に東京進出を失敗させているのである。
あの時は、決勝戦を、吉本興業の後輩達(ロバート等)に審査させるという酷なルールが問題になり、その不明瞭な結果に、逆に芸人が傷つくという結果になってしまったのだ。
そういう事件(?)を踏まえた今回、NON STYLEにとって、この本番は、いつも以上に凄いプレッシャーがあったと思う。

しかし、NON STYLEは見事にそれを跳ね返した。
見事の一言である。

今後、東京のテレビにおいて、彼らはどんどんチャンスが与えられていくだろうが、是非とも生き残っていってほしいものである。
     ◆
最後に最近の漫才は「笑い場」の頻度が異常に高くなっているのに改めて驚いた。
ボケが暴走し、それにツッコミを入れる間に、ツッコミを半分無視して、さらに暴走しているボケがすかさず、ボケるという展開。
正確には数えていないが、おそらく5秒に1回位の笑い場頻度なのではないか。
かつて、80年代のB&B、90年代のダウンタウンが出てきたとき、それぞれ、展開の速さに驚いたものだが、もしかして、それらを今見たら、物凄くスローモーに見えるかもしれない。

北野たけしや島田紳助達が漫才を封印してしまった理由がわかるような気がする。

まさむね

今のテレビ界は、ちょっと前のプロレス界と似ている

久米宏の「テレビってヤツは!?」、今日のゲストはおすぎとピーコ、室井佑月、宮崎哲弥、秋元康。
テレビについて語るという内容。

しかし、見苦しかった。

ゲストも一応、有名人はそろっていたにしては意見がまるで貧困。例えば、ドラマ部門で「篤姫」圧勝、バラエティ部門で「紳助物」が1位2位独占、という状況がわかったとして、何故、そのような状況なのかという事に関して、ちゃんと考えてきている人が一人もいない。それどころか、「篤姫」に至っては毎週見ている人が一人しかいない。これでどんな分析が出来るというのか?
議論の内容がどこかで聞いた事のある一般論になるか、内輪のこぼれ話(それも当たり障りのない)になるしかないではないか。もう少し、説得力のある解説が欲しかった。

また、総体的にみんなそれぞれ、言いたいことがあるんだけど、ここでは言えない、時間がなくて言えないオーラを発散しまくっていた。
視聴者も含めて、みんな思っていることの範囲が明らかに、テレビで放送できる範囲を超えていて、そのズレがいわゆる奥歯に物がはさまった言い方になってこちらに伝わってきてしまうのだ。

   ◆
そういう意味で、今のテレビって、一昔前のプロレスにとってもよく似ていると思った。

村松友視が言ったところの「暗黙の了解」。
その了解が、村(業界内)の人たちだけが知っている掟だったうちは、(村の外の)お客はそれはそれで興奮して、楽しく見ることができた。

しかし、村の外の誰かが、その「暗黙の了解」に気付いて、おかしいと言い出す、あるいは、その「暗黙の了解」があるから、逆に面白いのだと言い出す。
村松友視の「私プロレスの味方です」という著作はそういった意味で、プロレス界にとって、非常にあやういものだったのだ。

ちなみに、プロレス史を振り返ると、その村松さんのプロレスの味方に、猪木は乗り、馬場は無視した。だから、一方で過激なプロレスがあり、一方で普通のプロレスがあるという二つのプロレス観が並存した時期があった。思えば、その時代(おそらく80年代)皮肉なことにプロレスが最もエキサイティングだったのである。

しかし、そんな危うい均衡状態が長く続くはずもない。こんな状況に対して、村の中の誰かが、「本当の事」を言い出す。
今考えると、UWF(前田日明のプロレス)の登場、逆の方向からのFMW(大仁田のプロレス)というのは、言語的にはプロレス内のものであったが、見方を返れば、その「暗黙の了解」を肉体で表現していたんだと思う。

そして、90年代、その「暗黙の了解」の存在が、徐々に村の外に伝わり、観客達の中に「やっぱりな」という空気が蔓延する。
そして、その時、外から全く新しい刺激的なリアル格闘技、K-1、UFC等が来襲する。
そうすると、「暗黙の了解」に守られていたプロレスは、ひとたまりもない。ゆるい見世物に堕してしまったのだ。
   ◆
プロレスのことをそれほど知らない人にとってはわかりにくい例だったかもしれないが、今のテレビというのが、危機だってことだ。

しかし、一方、現時点ではその受け皿になるべきインターネット界もまだまだ準備が出来ているわけではない。これも問題だ。
一番大事な点は、インターネットではテレビほど強固なビジネスモデルが確立できていないという事だ。
まだまだ、広告料が、安すぎる。ワンクリックいくらが安すぎる。アフリエイトで稼ぐのなど夢の夢だ。

さて、この状況を、とりあえず変える次のステップは、テレビの良識にとらわれないメッセージを正確に発する事が出来て、しかも力も人気もあるようなパーソナリティの登場なんだと思う。
そういったオピニオンリーダーが必要なのではないか。まぁ、いろいろと邪魔されちゃうんだろうけどね。

おそらく、今回の番組に、ひとりだけでも、そんな元気な20代くらいの狂った論客がいればまた空気が変っていただろうに。
まぁ、そんな存在を、しばらく待つことにしよう。
 ◆
あるいは、テレビのニュースバラエティに関して言えば、より討論の意味がわかりやすい方向に番組演出が変わっていくように思う。例えば、論点(消費税の是非とか、失業対策、田母神発言の是非とか)を決めて、それをチーム(発言する人、論旨を考える人、演出する人等で構成)対抗で、格闘技形式の演出にして、視聴者の生の投票によって、勝ち負けを競わせるようなものとかどうだろうか。
そうすれば、支持率の高い意見、支持率の高いプレゼンテーターなどが何勝何敗とかで明確でわかりやすくなる。コメンテーター同士の安易な頷きあいもなくなっていいのではないか。

まさむね

ノアのテレビ中継打ち切りは残念の一言だ

ノアのテレビ中継が来年3月で打ち切りになるという。

全くもって残念なことだ。
これで、プロレスと世間との間にあった橋がまた一つ落ちた。
日曜日の深夜でもいい。何気なくつけたテレビに、映ったレスラーたち。
それを見て、プロレスって案外面白いじゃないかと言って、ファンになるような人たちがまた減ってしまう。

しかし、そこまでプロレスというジャンルが世間に対してインパクトを与えることができなくなってしまったのか。
プロレス側にも問題があるようにも思えるが、それはここでは書かない。あまりにも悲しくなってしまうからだ。

問題はテレビ局にもある。力道山時代から、常に優良コンテンツとして、ある時期、テレビ局自体をも支えてきたプロレスを切ってしまってよいのか。
ここに至るまで、番組関係者も大いに悩んだことだとは思うが、それが社内的な経費削減、制作費見直しの中から出てきた話であれば、それはそれで寂しいことだ。
実を言えば、最近は、プロレスファンの僕でさえ、ノア中継を見なくなっていた。
勝手な言い分だが、それでも、毎週放送していてくれているということが大事だったのだ。

思えば、プロレス中継は若手アナウンサーの登竜門的な場所でもあった。
全日本プロレス中継は、徳光さん、福沢さんという、その後、プロレス中継を卒業しても立派にやっていけるアナウンサーを輩出した。
勿論、松永さん、倉持さん、若林さん、金子さん、野口さんも覚えていますよ。
ちなみに、一方の雄、ワールドプロレスリング(新日本プロレス中継)からは、あの古舘さんが出ている。

虚実の皮膜から立ち上がってくるリアリティを感じ取り、それを活きた言葉にして我々に伝えてくれたあのアナウンサー達の修練の場がまた一つなくなってしまうのかという、テレビ側からの哀愁の情もあるんではないでしょうか。

それにしても、今、こうして中継が打ち切られると知ると、過ぎ去りし日の記憶がまたよみがえってくるのもプロレスファンとしてのさが(性)なのだろうか。

初めてタイガーマスクとして徳光さんに紹介されてコーナーポストの上に立った蔵前国技館。
そのタイガーがマスクをかなぐり捨てた東京体育館。
若き日、輪島のつき人として、タイガージェットシンのサーベルの餌食になっていた小橋健太。
同じく、猛然とハンセンに突っかかっていったのも彼だった。
天龍同盟のセコンドについていた華麗な少年・小川良成。
ジャーマンが下手なアマレス王者、異形の実力者・本田多聞。
その他、泉田、百田、田上、森嶋、力皇、菊池、井上、秋山、丸藤、杉浦...と思い出のレスラーは尽きない。

引退(または死亡)しちゃったけど、永源、大熊、ラッシャー、石川、輪島、阿修羅、馬場、小鹿、羽田、トンガ、そしてハル薗田。
外人ならば、ハンセン、ブロディ、アンドレ、ブッチャー、シン、ウィリアムス、マレンコ、ピートロバーツ、スパイビー、ジョニーエース、クロファット、パトリオット、イーグル、オブライト、ダグファーアス、ブラックウェル、フリーバース、マスカラス、フレアー、ジミースヌーカー、ハリーレイス、シーク、ニックボックウィンクル、ロビンソン、マーテル、ガニア、ファンクス、古くは、サンマルチノ、ジョナサン、カマタ、マクダニエル、ラシク、イアウケア、ディックザブルーザー、リソワスキー、スレーター、エリック、コワルスキー、ブラジル、バーナード...トムマギーやラジャライオンまでも今となってはいい思い出だ。

今後何年、何十年も経ってしまえば、これらの往年のレスラーの記憶も人々の心から消えてしまうんだろうな。
そういえば、昔、馬場と猪木とどっちが強いとか、新日本と全日本はどうちがうとか口角泡をとばしてた時代が懐かしい。
今、思えば、あの口論、何だったんだろうか。(苦笑)

ちょっとしみじみ。

まさむね

1億3000万人が選ぶベストアーティスト2008斬り

1億3000万人が選ぶベストアーティスト2008

歌う前に投票の結果が発表される趣向。ファンの男女比とかわかって興味深い。

オープニングは、関ジャニ∞。
NSKDは「ラストフレンズ」でデートDV男やってたから覚えてるが、その他はテレビで見るのは初めてだ。
コミックグループだったのか。関西出身だからっていうお笑い路線って、安易なマーケッティングじゃないか。

KAT-TUN、以外に十代の男性にも人気があることがわかった。
彼らのファッションとライフスタイルに憧れているのではとの赤坂泰彦の解説。
ファッションは分からなくもないが、KAT-TUNのライフスタイルって何だ?
高級セキュリティマンションでお笑い番組見て、GYMとの往復がそんなにいいのか?
また、KAT-TUNへの50歳の主婦からのファンレター。「コンサートで騒いでいいですか?」って、ダメとは言えないだろう。

続いて、Kinki Kids。アンケートによると10代、20代は女性人気だけど、30代では男性人気の方があるって、30代になって、Kinki Kids聴く男ってどんな階層か?
二十数作連続オリコン1位ってギネス記録らしいけど、TOKIOの紅白の連続出場と同じで、崩したらイメージ落ちちゃうよね。
発売時期は他のジャニ系の発売、控えたりして、結構苦労するんだろうな。一時、自社でのCD買占め疑惑ってのもあったよね。

この間、ジャニをはさんでaiko、大塚愛、中島美嘉が熱唱。さすが長年、この世界で飯を食ってるだけあって、グッドパフォーマンス。
3人とも、やはり圧倒的に男性ファンよりも女性ファンが多い。
女性アーティストが生き残るには、女性向けのマーケッティングが必須って事か。

Perfume、鼠先輩、大橋のぞみが登場。

鼠先輩のジョークにのぞみちゃん、ふにゃふにゃと半ウケ。
司会の今田から、のぞみちゃんに、鼠先輩には、あまり近づかない方がいいよ。には苦笑。

Perfumeのパフォーマンスはいつも同じと言えば同じ。
鼠先輩はなんか場違いな感じ。でも、考えてみれば、日テレでは、「スッキリ!!」とか「ラジかるッ」でデビュー前からプッシュしてたからね。
のぞみちゃんのポニョは、いくら下手でも、彼女が歌えば、それが正解っていうのが強みだよね。

続いて安室奈美恵の登場。10代男性、20代女性に人気というのも分かる。「NEW LOOK」はどうせならば、前髪パッツンで歌ってほしかった。
平井堅は久々登場の印象。声を出すときのブレス音が気になるが、それは”老い”か、”味”か。

ここで何故か、アニマル浜口親子。気合パフォーマンス。この人の芸もユニークだよね。何故か、僕にとってはマンネリ化しない。

そして、倖田來未。
10代、20代は女性からの支持、40代、50代は男性から極めて高い支持。
おそらく、夜のキャバクラ系キャラは、10代、20代の女性にとっては憧れ、40代、50代の男性は”お客さま”としての支持といった解釈か。
私生活に関しては、料理が趣味とか。もう一つのプライベートに関しては、無言。私は貝になりたいというところか。

続いてV6とTOKIO。
TOKIO紹介のVを見ると、今年の活躍として、国分が「ゴチバトル」、山口が「オネエマンズ」、長瀬、城島等は「鉄腕DASH」、松岡は「ヤスコとケンジ」で活躍が紹介される。
いつの間にか、日テレの御用タレント化してたのかTOKIO。
V6は渋くキメる。簡保さんも元気。パフォーマンスだけで言えば、ジャニーズ随一だな。
TOKIOの演奏はいつも安定してる。特に松岡のドラム上手いと思う。

次は青山テルマと木山裕策。
木山の応援団として、木山を輩出したオーディション番組の「歌スタ」から東野とチュートリアルが登場、今田も含めて、芸人仲間であんまりジャレていたら、徳光に青山テルマにも話しを聞いてって普通に怒られる今田。苦笑い。

テルマはいつも通り。
木山は短髪で小粒な平井堅という感じ。境遇話とセットじゃないと辛いか。

そして9時またぎは、ザッピンッグする一般視聴者取り込み用にSPEED登場。
「SEADY」「Body&Soul」「WhiteLove」等の往年の名曲に、「明日の空」を加えたメドレーの大サービス。今年の24時間テレビからの再結成だからね。

芸人4人登場。はるな愛、渡辺直美、芋洗坂係長、エド・はるみのいつもの芸。必要あったのか。まとめて別番組に宅配したい。
続いて、2001年~昨年までの番組のハイライトメドレー。2001年には、宇多田ヒカルとか出てたんだ。

ここで嵐の登場。
ご存知の通り、総務省総合通信基盤局長、電波部長を歴任された櫻井俊氏は、事務次官の呼び声も。
息子の翔君は日テレの「ZERO」のキャスターや北京五輪でのメインパーソナリティ。
妹さんは、日テレ内定でしたっけ。
家族そろってご活躍、なによりです。歌の開始は、まだ会場に来ない松潤待ち。

待っている間、EXILEと絢香。
EXILEは「Ti amo」いつも通り。
支持は40代、50代の女性からが圧倒的。彼らの歌は基本的に、ベッドでのささやきソングだからね。そういうオバサンに強いんだ。

絢香のパフォーマンスの前に小倉智昭からのビデオメッセージ。
「今年は絢香のライブ、6回しか行けなくてごめん。来年は8回くらい行くから」といつものさりげない嫌味自慢。

続いてハセキョーをハラませたポルノ・新藤の登場。
今田のトークで、ヴォーカル・岡野昭仁が吉本興行の山崎邦正とメル友という話になるが、徳光ついていけず、多分、山崎まさよしと勘違いしたか、ちぐはぐな受け答え。逆に笑える。

コブクロも登場。先日、渋谷で路上ライブやったんだって、こういうストリートミュージシャン系の人ってたまに、路上に戻りたくなるみたいね。

そして10時またぎ(正確にいえば、9時58分)に嵐の松潤、間に合う。
っていうか、「待ちに待った」という完璧なタイミング、さすがプロというべきか、楽屋で待ってたというべきか。

歌ったのは「one love」(映画の方の花男ソング)「風のむこうに」(日テレ北京五輪ソング)。
今年一番のヒット曲「Truth」と最新ヒット曲「Beautiful days」は歌わず。ちなみにそれぞれ、TBSの「魔王」、同じくTBS「流星の絆」のテーマ曲。

驚いたのは、ここでサザンオールスターズの登場。番組HPに名前がなかったのに...と思いきや、コンサートのビデオだった。勿論、信号三色旗は無し。
交渉したけど、出てもらえなかったという事だけはメッセージとして伝わる。

そして、満を持してMr.Chldrenの登場。HANABIの熱唱。
改めて思う。桜井ってゆずの北川に似てるよね。こういう顔、トイズフェイスっていうのか。

続いて、3000万人が選んだアーティストのビデオ登場。
宇多田ヒカル、小田和正、B’z、Greeeen、SMAP、福山雅治、ドリカム。出てもらえなかった人たちです。

そしてここで、何故か、世界の歌姫・ブリトニースピアーズ登場。
ところが、パフォーマンスはともかく、明らかに音声の調整ミス、小さすぎ。
歌が大橋のぞみよりも迫力無い。
インタビューにも、登場するが、退場も早い早い。

最後のトリは、浜崎あゆみ。
FNS歌謡祭の時は、SMAPがトリだったが...
新曲を披露。さすが大物と言うべきか、傲慢って言うべきか。
Vで今までの浜崎の10年のヒット曲流す。視聴者的には、これで帳尻か。立場の弱い日テレ。

最後のMC。
舞台には、芸人達だけ残るという無残な段取り。
徳光まとめるが、全体的にノリ悪く場違いの感あり。彼は演歌番組向き。
そういえば、飯島直子いたのか。

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まさむね