福田首相の最後っ屁

fukuda.gif福田首相の辞任会見で記者の質問に応えた「あなたとは違うんです。」というセリフは、早くも今年の流行語大賞になるのではと言われている。

最初、NHKの生中継で聞いた時、これは月9ドラマ「CHANGE」で、木村拓也が与党総裁に立候補した時の演説の最後の締めの言葉「僕の全ては、みなさんと同じです。」に対抗した福田さん一流の嫌味ではないかと思った。

しかし、この一言は、まるでイタチの最後っ屁のように、最後に強烈なインパクトの悪臭を残したてくれたよね。

そして、最新のぶら下がり会見でも、こんな見苦しいやりとりをしている。

記者:消費者庁を仮に作ったとしても、こういった事(汚染米問題)がまた起きるのではないでしょうか?
福田:じゃあどうしたらいいと思います?どうしたらいい?どうしたらいいかな?

記者:行政府を監督するのは内閣総理大臣だと思うんですが...
福田:末端まで?全部?大変だな。総理大臣も...

最後っ屁が飛び出したケツの穴が、小さいながら、まだダラダラと空いていて、体内の腐臭が無責任に漏れ続けているっていう感じだろうか。
最初から、福田さんというのは、顔は地味だが屁は臭そうな爺さんだなって思っていたんだけど、嫌な予感は的中してしまった。

もう、辞任直前だから、後はどうにでもなれってことなんだろうか。こんな人が日本の代表者だったのかと思うと、情けなくなるよね。

思い起こせば、福田さんは「国民目線」という事をよく口にしていた。
でも、こういった辞任会見を踏まえて、よく考えてみれば、この国民目線っていうのは、自分は国民とは違うって事を前提とした傲慢な言葉だったって事だよね。

まさむね

党首討論で久々に見たリアル高笑い

久々にドラマではない現実世界で高笑いというのを見た。

笑いの主は国会の党首討論における小沢一郎だ。福田康夫が「かわいそうな位ですよ。」と懇願しているのを一瞥しての高笑いだ。
ヒール大物政治家の面目躍如と言ったところか。

しかし、そもそも、ヒールがその象徴として見せる高笑いはいつから始まったのだろうか?

例えば、古事記では、号泣し、そして怒りの感情を露わにするスサノウはアマテラスとの対比で完全にヒールだ。(高天原を追放された後は、そうでもなくなるが...)また、源氏物語でも、ヒール役の弘徽殿女御は、常に怒り、嫉妬、蔑みの感情を隠さない。

相手に対して、不快となるであろう感情を隠さないというのが古来からの日本におけるヒールの所作なのかもしれない。

今後、研究/考察してみるつもりだ。

まさむね