横綱同士の一触即発に思う

昨日の大相撲夏場所千秋楽、結びの一番終了直後にで起きた横綱同士の一触即発状態。

北の湖理事長は「朝青龍のダメ押しについては勢いというものがある。しかし、白鵬の行為はいただけない。横綱は、どんなことがあってもカーッとなってはいけない」とコメントし、各方面から、悪いのは朝青龍だろうとか、喧嘩両成敗的な批判が相次いだ。

北の湖理事長の真意について、夏のモンゴル巡業を控えた政治的な意図を詮索する向きもあるようだが、俺は理事長の見解には納得出来る。
思い出してみれば、現役時代の北の湖は、土俵に転がした相手や土俵の外に突き出した相手に対して、決して助けの手を差し伸べなかった。その態度が当時から傲慢とか、ぶっきらぼうとか言われたものだが、そこには、確実に「くやしかったら立ち上がって来い」的な哲学があった。

正直言って、当時は、北の湖ファンだったからよく覚えているんだよね、俺。

だから、そんな北の湖の哲学からすれば、朝青龍のダメ押しが流れの中での出来事と見えるということは十分ありえたのではないだろうかと思うわけです。

まさむね

横綱・白鵬の紋所が三つ鱗なのをご存知だろうか。

横綱・白鵬の紋所が三つ鱗なのをご存知だろうか。

実はこの紋は、13世紀にモンゴル来襲を撃退した北条時宗を輩出した北条家の家紋として知られている。

ところが、その紋所をモンゴル出身の横綱が身に付けているということ、これは如何に。

俺なりに二つほど邪推してみた。

一つは横綱になったことで、日本を制圧したことの印として元寇の復讐を果し、念願の相手の大将の家紋を奪い取ったという説。(実際に戦国時代には、竜造寺氏が戦に勝った、大友氏の杏葉紋を奪ったという事例がある)
もう一つは、白鵬がこの三つ鱗を身に付けることによって、日本側に着き、もう一人の横綱・朝青龍を迎え撃つ覚悟の印としたという説だ。

本当の事知ってる人、教えて。

まさむね