伝栗発見&椎名林檎

伝栗計画はついに、見つかってしまいました。下の2つのサイトで発見されてしまいました。(By goo)
http:// infoserv.sut.ac.jp/ j-siken/ H9a1/ af16.html

http:// www.normanet.ne.jp/ ~ww500002/ ol_tube/ ol_tube_13.html
さて、それはともかく、椎名林檎である。かつて、細野晴臣が、音楽にとって、大事な三つを以下のように表現した。
下半身ムラムラ
脇の下ゾクゾク
頭クラクラ
これは、ようするにリズムとメロディとコンセプトという事らしい。特にコンセプトに関しては、その音楽家のどうしようもない衝動というであって、けっしてマーケッティングのプランということじゃないということ。
そこで、椎名林檎である。新宿系という事で売り出している彼女の「ギブス」発売というポスターが新宿の二丁目に大きくある。どだいエンターテインメントに「ギブス」はないだろうと思って、その歌を聴いてみる。衝動だけで作ったような歌だった。
いつか沖縄アクターズスクールの校長とかいう男がテレビで、自分の学校を出た生徒達を自慢しながら、個性やノビノビとか自分を大事にすることとかが身につく教育とか言っていたが、それはせいぜい商品としての個性やノビノビだろうと思った。明らかにたんなるイデオロギーだ。
もしも、椎名林檎がそこの学校の生徒だったら、僕はその校長を少しは信じてもいいような気がした。

まさむね。

ミクロの悪意、いまだ発見されず。

僕の現在の仕事は、ある政府機関でプログラマ達に仕様書を書くということです。
顧客も省庁関係で、そこの経理システムの仕様を作っています。
で、そういった経理システムだから、仕様書の中には、資産とか損益とか借方とか伝票とかいう言葉がすごくよく出てくるんですね。
そこで、僕は一つ、本当にささやかなたくらみを考えたわけです。それは、その仕様書の「伝票」という言葉をこっそりと「伝栗」に変えておくというものです。勿論、何百個のうち、2,3個なんだけど、それの「伝栗」はひっそりと仕様書の中に埋もれているのです。これぞ、知る人は知る恐怖の「伝栗計画」。でも、いまだに誰にもばれていません。
僕がこの会社にいるのは、3月までなんだけど、それからもその仕様書はここの資料として残りつづけます。そして、いつの日にか、誰かが偶然にそれを発見して、その誤植に、ささやかなでもとてつもなく不気味な感じがして、ブルってなるような時を夢見ています。

まさむね