アキバ事件-サンモニでの識者-

秋葉原連続殺傷事件に対する今週の日曜日のサンデーモーニングでの識者のコメント。

毎日新聞の特別編集委員、岸井成格氏。
当日の現場での野次馬達の携帯カメラ撮影を厳しく非難。
今まで特権的に、その位置に立っていた既得権益者の本音(焦りと怯え)が覗く。

また、匿名サイトへの書込みに関して、居並ぶコメンテイターが「理解できません」と逃げまくる中、私は書き込むことはありますと国際政治学者の浅井信雄氏。
「私は匿名の意見は無視します。ただ、私が、書き込む時は、必ず、本名記名します。」と胸を張るが、本当か?
普通、「お前が本当の浅井だって事、証明して。」の一言で轟沈だろうが。

そして最後に、一番年下ということで、サッカー評論家の中西哲生氏にお鉢が。
追い詰められた後の苦し紛れ発言とはいえ「こういう人たちは、自分というものがネット内にあるんですよ。」と意味不明な内容。
関口宏氏に「そうですかぁ」と流され、全国のお茶の間大爆笑でした。

※記憶で書いているので微妙な間違いあるかも。

まさむね

東スポの変わり身

本日の東スポの1面。「日本優勝!サウジ倒し8年ぶり2度目」
朝刊紙が間に合わなかった海外スポーツネタ仕入時の、東スポの普通スポーツ紙への変わり身の速さにはいつも感心させられる。
数日前の「長嶋辞任(も)杉山逮捕」という無責任さとは180度異なるまともな記事。
そういえば、その「長嶋辞任(も)」の事件に関しての東スポの記事の力の入れ方にも笑わされた。
「事件概要」のほんの一部を以下に引用。
「女性を抱き上げヒザの上に乗せた杉山は、女性のパーカーのファスナーを下ろし、ブラジャーの中に手を入れ直接胸を触った。女性は抵抗したが、オレとセックスやる気あるの?とブラジャーのホックが外れるほど力ずくで触った...」
どこが、概要だか。まるで詳細だ。その取材力(想像力)には頭が下がる。

まさむね

トゥナイト2に乱一世が復活

昨日のトゥナイトに、乱一世が復活していました
数年前にCM直前に「視聴者の皆さんトイレにどうぞ」って言ったのをスポンサー様に見つかって、番組から追放処分になったっていたのに、どうしたんでしょうかねえ。
昨日はチラッと見ただけなので何か挨拶が有ったかわからなかったのですが、どっかの掲示板にその辺かかれているかもしれないので、探してみることにします

ところざわ

日本人は権威主義?

先日、TBSの「どこか変だよ~」を見ていたら、老人達が出ていて、アメリカ人からの日本人は権威に弱いという発言に思わず沈黙してしまうという一幕があった。古くからいわれている事ではあるが、確かに一理ある。
その昔、細川隆元という政治評論家が昭和天皇にインタビューした時、すべての発言に過剰に深読みし、納得するという芸を演じた事があった(※)が、結局、反権威的と言われる左翼の流れにいる人々も実は逆の意味で権威主義に他ならない人が沢山いる。例えば、その辺の野山で魚取って暮らしているオヤジが魚の生態に詳しい、自然と共棲しているではないかと感激しまくる本多勝一とか、ただの甘えた不登校児童の一人言を盗み聞きして、人間の真実を言い当てられたかのように唖然とする灰谷健次郎とか、最近では、不良の女子高校生のだらだらした行き方に、まったり革命とか持ち上げる宮台真司とか。まぁ、商売と言ってしまえば、それはそれでいいのだが、ただ、恥ずかしくないんだろうかと思うだけだ。

※手元に本が無いので、こんな感じだったとしか言えなくて残念だが、例えば、昭和天皇が「野の花はきれい。」と言えば、「うぉ~天皇陛下は野の花のようなつまらないものにも、多大な愛を抱いていらっしゃる。しかも、花の美を直感的に見抜かれておられる。お見事でございます。うぉ~。」っていう感じ。

まさむね

事件と時代性

たしかに、昨今猟奇的な事件が話題になっていて筑紫テツヤ的には現代の閉塞感とか言い出しそうだけど、昔は家族やコミュニティがあって各々に居場所があって現代はそれがないのが原因見たくね、でも、考えてみればいつの時代でも事件は起きているんだよね。閉塞間で言えば戦前の事件で八墓村のモデルになった津山三十人殺しとか起こった際には田舎の因習に対する閉塞感みたいなものが一員だろうしね。まだ報道されるだけ現代のほうが風穴開いているとも言えるしね、以前の江戸時代の農民は米食ったことがないという神話にも通じるけど安直な想像や単純な潔癖感で真相が単純化されちゃいますよね。

最終的に想像力って、イッチャッタ人の想像力には、常識的な作家には追いつけないものがありますもんね。彼らの想像力は観客に対するケレンみはなくて、欲望に忠実だから選択肢も多いしね。

ところざわ