ノック辞任?

今日の朝のニュースはノック辞任と桶川の女子大生
殺人事件の2つだった。
2つの事件に共通しているのは、それを報道する
人々がきわめて建前的な対応を強いられるニュース
ではないかということである。

まずノック。誰が考えても、彼が仕出かした事と
彼が負わなくてはならない事のバランスが悪い。

インタビューに見る大阪府民や府議会議員の発言
を見ていても、怒っているというよりも嫌気が
さしているという感じだ。でも、ここでまぁその
くらいいいじゃないかという事は誰もいえない。

ノックの自宅や公邸からダンボール50箱分の
証拠品(調査品)が持ち出されたというが、ノック
が車の中でわいせつ行為をしたことを調べるため
になんでそんなに大量の書類等が持ち出されなけれ
ばならないのか。税金の無駄使いもいいところだ。
はたしてそのダンボールの中身に女性の下着とか
諸道具類などが入っているのであろうか。

さて、一方、桶川の女子大生殺人事件。殺人容疑
で逮捕されたのは、ストーカーの兄(弟?)の経営
していた風俗店の関係者だ。(ストーカー本人も
店を何件かやっていたらしい)
誰しもが思うがしかし、誰も口にしない疑問は、
なんで女子大生が風俗店の店長と「お付き合い」が
あったのという点だ。

結局、これらの事件はマスコミの奥歯にもののはさ
まった報道によって、逆に想像を掻き立てるもの
になっているという点において共通点がある。

精神分析の岸田秀や経済人類学者の栗本慎一郎によると、ポルノの禁止は、性欲の減退を阻止するための苦肉の政策ということであるが、それと同様に、報道の規制は、よりビビットな想像をさせるための手段に思えてくる。

そういえば、先日来、話題になっている音羽の幼児殺人事件にしても、肝心な殺された娘の母親の性格とかが報道されないため、逆にその女は我々のなかで、よく居るタイプの法律とは無関係な嫌な奴という像が出来てしまい、よくわからないのに、山田みつ子に同情してしまう人を大量発生させてしまった。
(僕も同情した一人だけど)

だれか、こういう状況をテレビでうまいこと説明してほしい。

まさむね

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